学校法人城西大学は、創立40周年を記念し、2005年1月に紀尾井町の高雅で交通至便の地に
「東京紀尾井町キャンパス」を開設しました。埼玉県の坂戸市(城西大学)と千葉県の東金市、鴨川市
(城西国際大学)の中間に位置し、各キャンパス・ラーニングセンターなどを拠点とした教育展開の中心として、連携を
有機的なものとし、教育効果を高めるよう先進的な試みに取り組んでいます。
入口には、創立者水田三喜男先生の生誕100周年を記念し、「寒椿眼に沁む朝(あした)予算成る」の句碑が建立されました。
また2007年10月には、セミナー施設と宿泊施設の両機能をもった同キャンパス2号棟を開設しました。そして、さらに国際交流や情報発信の強化を目的として、2013年4月に3号棟、同年8月に4号棟、さらに2014年7月には5号棟を開設するなど、キャンパスの充実化をはかってまいりました。
このキャンパスでは、3大学の学生と大学院生が学んでおり、最新の遠隔授業(サテライト)のシステムにより、いつでも3キャンパス同じ授業を受けることが可能です。
加えて、就職センターや入試センター、国際学術文化振興センターなども設置し、研究、国際交流、就職活動支援など、学生へ幅広い支援をしています。約7万人を超える同窓生のための部屋もあり、同窓生の打ち合わせや交流の場として活用されています。
また、生涯教育センターにおいてユニークな講座を多数開催しており、地元の方はもちろん首都圏のあちこちから熱心に参加いただいています。さらに交通至便であることから、さまざまなシンポジウムや講演会を地下のホールで開催しており、こちらも大変好評で、情報発信の場として頻繁に活用されています。地下にはカフェも設置され、シンポジウムに参加する来場者や生涯教育センターの受講生が利用しています。
3号棟は、地下1階地上5階建ての建物で、約250名収容の大教室をはじめとして、中教室や小教室が整備されているとともに、最上階の5階には同時通訳ブースを備えた国際会議場も設置されています。また、同会議場の前には広々とした屋外テラスもあり、会議の合間に四季折々の植栽に囲まれて憩いの一時を過ごすことができるようになっています。
また、この建物は十分な耐震性能をもっていることはもちろん自家発電装置等も装備し、万一の事故や災害の際には、学生や教職員はもとより近隣住民の避難の際に必要となる様々な災害救援物資を収納する災害備蓄倉庫も完備されています。
さらに、地下には様々な催し物に対応できる多目的ギャラリーや、多数の化石コレクションを展示する化石ギャラリーも併設されております。
カフェ
中庭
JICPAS
3号棟