
学校法人城西大学は、城西大学・城西国際大学・城西短期大学を持ち、首都圏を中心に5つのキャンパス(紀尾井町、坂戸、東金、鴨川、幕張)において、大学としての社会的責任を果たすべく、次世代育成、健康推進、グローバル教育をキーワードに、大学における教育・研究に加えて、地域・社会貢献、文化振興・文化資源保存活動、国際社会への貢献など、多岐にわたって活発な活動を展開してまいりました。その中の代表的な取り組みについて、この冊子に紹介しましたので、ご覧ください。
地域・社会貢献活動 各キャンパスにおいて、大学の学部や立地などの特徴をいかしたエクステンション講座を開講し、毎年多くの受講生で賑わっています。大学内での開催だけでなく、近隣の地方自治体へ出向き講義を行う「出張講座」も長年続けてきています。
・JU(城西大学)では、キャンドルナイトとして、学生食堂から出た廃食油をリサイクルして教職員で作ったキャンドルを作り、その光の中で地域の方々とともに愛と思いやり、そして安心・安全なキャンパス、環境に配慮した社会を創りあげることを誓う夜としました。吹奏楽団による演奏会やイルミネーションナイト、高麗川ウォーキングなどを通じ、多くのみなさんが大学を楽しみました。
・JIU(城西国際大学)では、カリヨン通りにカフェや東金第一号店となるエコ・ショップをオープンしました。鴨川では、国際医療通訳のボランティアを通じ、患者さんやその家族の方に喜ばれています。環境社会学部では、メダカの繁殖を通じ、地域の環境向上に取り組んでいます。また、2011年4月からはエイベックスや日活との産学連携を通じての人材育成もはじまります。
文化振興・文化資源保存活動 両大学に水田記念美術館を設置、創立者水田三喜男の浮世絵コレクションの一般公開をはじめ、地元ゆかりの画家の特別展を催しており、多くの方々にご来場いただいております。また、2006年にはじまった、外房と内房をつなぐ生活道路である嶺岡林道の桜並木の修復もJIU観光学部と地元の方々が一緒になり、桜並木が鋸南町まで続くよう大切に大きく育てています。
【建築賞受賞】 各キャンパスや施設の景観にも心を砕き、いくつもの建築賞(清光会舘:1992年さいたま景観賞、鋸南セミナーハウス:第12回千葉県建築文化賞/第32回東京建築賞建築作品コンクール優秀賞、JIUランドスケープデザイン:1996年日本建築学会賞・2006年日本造園学会賞、水田家生家:第10回千葉県県築文化賞、JU経営学部棟:2008年全米建築学会Merit賞)を受賞しています。
国際社会への貢献 2009年のハンガリー共和国ショーヨム・ラースロー大統領閣下の本学訪問を記念して制定された水田宗子ハンガリー奨学金制度により、2010年9月に6名の留学生がやってきました。また、大連地域と連携し、日中連携博士課程もスタートし、19名の学生たちが、学び始めています。大連市との関係は深く、大連市より、城西国際大学へは、中国での福祉人材育成のための奨学金が制定され、福祉マネジメントができる人材育成をと期待されています。インターナショナル子どもクリスマスパーティや、International Poetry Reading 、大連四行連詩座談会なども開催され、幅広く文化的な活動が展開されています。
その他、キッズ・ライブラリーの設置と世界各国の姉妹校から送られた海外の絵本の読み聞かせ、日中女性学会議の開催、インターナショナル子どもクリスマスパーティ開催など、世界各国の大学との共同研究の推進、さまざまな国際会議・シンポジウム、イベントを多数開催しています。
政策提言 2008年、学校法人城西大学は、「現代政策研究センター」を設立いたしました。これは、私どものキャンパスの一つが、政策決定の中枢機関となる永田町にも霞が関にも近い紀尾井町に位置することから、「大学の知」を政策提言につなげ、国家の福祉に役立ちたいという志によるものです。2010年度は、文部科学省GP事業に認定されている介護の国際基準と専門職養成プログラムの開発にむけて、ノルウェーとフィンランドを視察し、姉妹校を交えて意見交換を活発に行いました。また、紀尾井町キャンパスでは、若手政策ダイアローグ、グローバル政策イニシアティブフォーラム、坂戸キャンパスでは、日本地方自治研究学会を開催し、さまざまな視点から政治に関連する議論がなされました。
私どもは、2015年に城西大学が創立50周年、2012年に城西国際大学が創立20周年を迎えます。これまでの地道な活動を大切にしつつ、これからも継続的に、次世代に文化を伝え、人材を育成し、健康で豊かな暮らしのため大学の「知の還元」をはかり、国内外の文化・研究交流の推進に取り組んでまいります。
本冊子を通して、学校法人城西大学の取り組みについて、ご理解いただければ幸いです。
