学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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[近代化と女性の手仕事展] Tradition and Inspiration・
伝統とインスピレーション 東と西の出会い・
: 藍が結ぶ日本とハンガリー を開催

城西国際大学ジェンダー・女性学研究所では、共同研究プロジェクトの一つとして「女性の手仕事」をテーマに日本をはじめアジア・アフリカの諸地域で、従来女性の仕事とされてきた染織・衣服製作などの手仕事が、近代化によってどのように変化し、女性の地位と役割が変わってきたかを調査・研究しています。

日本とハンガリーが国交を樹立して140周年にあたる2009年は、ハンガリーと日本の藍染に焦点を当てました。日本の女性の手仕事の一つである藍染作品とともに、ハンガリーのモホリ=ナジ芸術・デザイン大学のテキスタイル作家、および学生たちによる藍染作品を展示しました。

ハンガリー有数の芸術大学であるモホリ=ナジ芸術・デザイン大学では、「藍染」学生プロジェクトを開設し、制作をとおして、伝統的な技術を再解釈し、現代デザインと融合させる試みを行っています。このプロジェクトからは、斬新、かつスケールの大きな作品が生まれています。

アジアから欧州へ伝えられた藍染は、ハンガリーにおいては、17世紀にドイツ移民の伝統文化として広がりました。そして現在では、伝統的なテキスタイル・アートとして認められています。

水田ホールでの展示の様子

水田ホールでの展示の様子

城西国際大学本部棟3階ギャラリー「女の手仕事展」

城西国際大学本部棟3階ギャラリー「女の手仕事展」

ハンガリー モホリ=ナジ芸術・デザイン大学の作品

ハンガリー モホリ=ナジ芸術・デザイン大学の作品


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