2010年2月2日午後1時15分より、千葉市生涯学習センターにおいて、本学水田宗子理事長が、副会長を務める千葉県男女共同参画推進連携会議の全体会が「共同参画が紡ぐ、家庭・地域・職場の新しい形」をテーマに開催されました。
冒頭、千葉県男女共同参画推進連携会議会長大塚弘氏より、主催者挨拶がなされ、引き続き、副会長水田宗子氏より、昨年総理官邸ホールで開催された「国・地方男女共同参画推進ネットワーク」への参加報告がなされました。
今年度は、2年の会長・副会長の任期がきれる年でもありましたが、会場のみなさんから是非継続してお願いしたいとの声により、会長、副会長ともに再選となりました。
男女共同参画推進の取り組みがすぐれているということで、株式会社NID・ISと大和リース株式会社千葉支店が取組を発表ののち、表彰を受けました。表彰理由は、女性の採用や管理職登用に実績があること、また再雇用や各種研修制度の実施により女性の能力活用を図っていること、法を上回る育児休業や子の看護休暇、会社独自の女性社員が働きやすい環境整備に取り組むことを目的にした「WINGはあとプロジェクト」を設置するなど、環境づくりを積極的に展開していることが挙げられていました。
基調講演は、東京大学社会科学研究所教授佐藤博樹氏が、「ワークライフバランス支援と女性の活躍の場の拡大」と題し、いかに管理職の意識改革を行い、時短に向けた取り組みができるか、また、男性側の働き方の改革が重要であると述べました。
千葉県副知事坂本森男氏より、千葉県がおかれている現状と課題について話があり、それを踏まえて、千葉県の男女共同参画推進連携会議が高い意識をもって、壁を乗り越え前進していかなければならないと訴え、みなさんに活動への協力をよびかける挨拶がなされました。
最後、今回のテーマにそって、習志野市秋津コミュニティ顧問、大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」プロジェクトリーダー、モーハウス代表など、さまざまな分野からのパネリストによるディスカッションがなされ、身近な取り組みを感じることができました。
大塚会長挨拶 |
水田副会長挨拶 |
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会場の様子 |
佐藤先生による講演 |
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表彰式 |
千葉県副知事挨拶 |