2010年4月15日（木）城西国際大学の水田記念ホールで名誉博士記授与式が執り行われ、カリフォルニア大学リバーサイド校のティモシー・ホワイト総長に本学水田宗子理事長より、名誉博士記が授与されました。

ホワイト氏はカリフォルニア大学バークレー校で博士号（生理学・運動学）を取得された後、1991年から同校の人間バイオダイナミクス科教授に就任しました。その後、アイダホ大学学長などを歴任し、2008年にはカリフォルニア大学リバーサイド校総長に就任しました。

この間、ホワイト氏は公的機関の委員長を兼務しながら教育研究ならびに大学運営、社会貢献、高等教育の国際化などの面で功績をあげられました。

カリフォルニア大学リバーサイド校は、本学にとって最初の姉妹校交流協定校です。これまで城西国際大学、城西大学、城西短期大学を合わせると1800名に及ぶ学生を受け入れるなど、本学の国際教育の推進に大きく寄与されました。

これらの業績が高く評価され、このたびの名誉博士記授与となりました。ホワイト氏は授与スピーチで「水田理事長、柳沢学長の温かい歓迎、おもてなしに感謝します。真の姉妹校交流は単に教育プログラムを分かち合い協力するだけではなく、心も気持も姉妹のようになることです」などと喜んでおられました。

終了後に開催されたレセプションには、これまで本学からレジデントダイレクターとして赴任した教員、ＵＣＲから本学へ教員として派遣された先生方、ＵＣＲ留学から帰国したばかりの学生たちが集い、学生がＵＣＲで学んだ英語でウェルカムスピーチを行うなど、一つの大学の同窓会のように楽しいひとときを過ごしました。

最後に、学校法人城西大学創立45周年である今年、これまで大学に多大な貢献をしてくださったとして、カリフォルニア大学リバーサイド校へ感謝状が送られました。