絵本作家としても活躍している城西国際大学福祉総合学部の森洋子先生の作品を展示した「森洋子展」が、城西国際大学水田美術館で、2010年7月6日から始まりました。水田宗子理事長の詩集「サンタバーバラの夏休み」に収められた森先生の挿絵原画10点を含め51点が展示されています。

この日は展覧会のオープニングセレモニーに地元の方々や報道陣ら約150人が詰めかける中、水田理事長は「子ども福祉コースに森先生をお迎えしました。それを記念して展覧会が開かれます。東金は子育てするのに良い環境に恵まれています。こどもの健康のために地域に貢献していきます。きょうは森先生の素晴らしい作品を見ていただきたいと思います」と挨拶しました。

森先生は「このように立派に展覧会をしていただき、感激しております。子ども福祉コースの学生さんに作品を作る感動と喜びをいかに伝えるかを教えていますが、今日は、大勢のお子さんたちもやってきてくれて大変うれしいです」と述べました。

展覧会場には、挿絵が大きく添えられ、お伽の国に迷い込んだようでもありました。森先生の鉛筆とペンで繊細に描かれた独自のアイディアと作風が、来場者の心を強く捉えていました。