学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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韓国・東西大学の曺増成大学院長らが来校

2010年12月13日、韓国・釜山の東西大学の曺増成大学院長、鄭守源教授、張洲寧教授が、東京紀尾井町キャンパスを訪問されました。 歓迎挨拶で、水田理事長は「今年の9月に東西大学を訪問し、名誉博士号を授与され、大歓迎を受けましたことは、心に残るすばらしい出来事でした。10数年ぶりにお訪ねしたキャンパスは、大きな発展を遂げ、特に学生用施設の充実ぶりに感激しました。ですので、帰国してから東西大学のことばかり話しています。両大学とも創立20周年という記念すべき年を迎えますので、ここで新たな関係を確認できたことは大変うれしいことです」と述べました。 曺大学院長は「深い学問への造詣、大学運営に際してリーダーシップを持っていらっしゃる水田理事長を大変尊敬しています。短い滞在期間ですが、多くのことを学んでいきたい」とあいさつされました。

一行は14日には、城西大学坂戸キャンパスを訪れました。森本雍憲学長ら大学関係者、東西大学校からの留学生らが韓国国旗(大極旗)を振りながら歓迎しました。 なごやかな歓談のあと、曺大学院長は清光ホールで「サービス産業と国家競争力」と題して講演を行いました。この模様はサテライトを通じて東西大学、紀尾井町キャンパス、城西国際大学東金キャンパス・安房キャンパスにも流され、学生らは熱心に聞き入っていました。最後に東西大学の学生との質疑応答もあり、両校の学生たちが交流することができました。 一行は城西大学関係者らとの会議など忙しいスケジュールの中、朝鮮半島と関係の深い高麗神社を見学しました。

曺大学院長らは、滞在最終日の15日には、城西国際大学幕張キャンパスと東金キャンパスを訪問しました。両大学が計画している連携大学院プロジェクト・日韓シンポジウム・共同映画制作に関する打ち合わせが行われ、活発な意見交換がなされました。

この日、東金キャンパス本部棟ギャラリーでは「女性の手仕事展 韓国の伝統と文化」をテーマにチョゴリなどの韓服(結婚式用)、ボジャギ、ノリゲなどの装身具、お膳と食器、バンダチなどが実際の写真とともに韓国の生活と女性たちがいかにして工芸を行っていたかが理解できるように具体的に展示されていました。 城西国際大学客員教授兼女性の手仕事展ギャラリーアドバイザーでもある張洲寧先生が、朝鮮王朝時代の女性の手仕事についてスピーチしました。張氏は朝鮮時代の日常品を例に挙げながらそこにひそむ簡潔さ、清楚感、気品が「朝鮮の美意識」の根底にあると述べました。

最後、曺大学院長は「水田理事長はじめ大学関係者と直接お会いし、さまざまな交流の実際についてディスカッションでき、非常に有意義でした。両校の交流がもっと実りあるものになるように帰国後、早速大学内での話し合いを始めます。」と挨拶され、一行は、城西国際大学の大勢の教職員に見送られながら、帰国の途につきました。

 

紀尾井町キャンパス表敬訪問

紀尾井町キャンパス表敬訪問

城西大学で歓迎をうける

城西大学で歓迎をうける

 

曺増成先生講演 韓国と結んで

曺増成先生講演 韓国と結んで

城西国際大学でお出迎え

城西国際大学でお出迎え

 

ミーティングの様子

ミーティングの様子

来年東西大学へ留学する学生と

来年東西大学へ留学する学生と

 

張洲寧先生によるギャラリートーク

張洲寧先生によるギャラリートーク

ギャラリーの様子

ギャラリーの様子


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