2011年5月30日、中国・大連理工大学で日中連携博士課程の第二回入学式が開催されました。

城西国際大学との連携大学である大連理工大学・大連外国語大学・東北大学の中国3大学から教員も参列し、新入生10名を迎えました。

杜鳳剛大連理工大学外国語学院院長、陳岩大連外国語学院日本研究センター所長の挨拶ののち、水田宗子理事長よりすべての学生に入学許可書が手渡され、学生たちは緊張の面持ちで受け取っていました。

入学者を代表して大連外国語大学の劉暁華（Liu Xiao Hua）（大連外国語学院日本語学院准教授）が「日本で未曾有の惨事が起きた3月11日の翌日、まだ成田空港があいていないという情報が中国へも入ってきていましたが、12日の成田発の第一便となった大連行の飛行機で城西国際大学の先生方が入試にいらしてくださいました。この日中連携大学院にかける情熱が伝わり、我々も大変な緊張と喜びとでこの場に参加しております。大変なこともあるでしょうが、皆様の力をいただきながら頑張り通したい。」と挨拶し、出席者の心をおおいに感動させました。

水田宗子理事長は「今年は二年目ということで、さらに順調に授業や指導が行っていけると思います。博士号の取得は大変なことですが、先生方とともにどういう未来が考えられるかも念頭に置きながら、がんばっていきましょう。」と挨拶しました。