2011年6月15日（水）、水田宗子理事長以下７名の訪問団がハンガリーの首都ブダペストにあるカーロリ・ガーシュパール・改革派大学（Karoli Gaspar University of the Reformed Church in Hungary）を訪問し、学術交流協定が締結されました。バッラ・ピーター（Balla Péter）学長は、調印にあたり、日本語教育において大きな成果をあげている本学で日本語を学んでいる学生たちが、城西大学で、さらに実践的かつ意義深い教育を受けられることに深く感謝しますと挨拶しました。水田理事長は、ハンガリーとの幅広い交流は、本学にとっても大きな喜びです。日本語だけでなく日本文化や伝統を学べる教育をしていますので、今後多くの学生が、本学に学びにきてくれるよう期待していますと述べました。

カーロリ・ガーシュパール・改革派大学（Dr. Balla Péter学長）は1855年に設立されたブダペスト改革派神学アカデミーが前身となり、1993年にハンガリー改革派教会の後押しで神学部以外の学部も含めた大学として設立された伝統ある大学です。1995年には人文学部に日本語学科を設立、約80名の学生が日本語を学んでいます。 既に同学出身の学生が国費留学生として城西国際大学に学び、現在人文科学研究科博士課程に在籍しておりますが、本年9月より、協定後初めて水田ハンガリー人材育成奨学生に選ばれた学生1名を城西国際大学メディア学部に迎える予定です。 『日本語』を足がかりとして、今後様々な交流が期待されます。