学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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薬学関係の交流について

城西大学・城西国際大学双方に薬学部・薬草園があるため、薬学関係の研究・学生交流の可能性について、訪問団から城西大学杉林堅次薬学部長が、下記二つの大学を訪問しミーティングを行いました。

●センメルヴァイス大学(Semmelweis University)訪問

2011年6月16日、ハンガリー1の医科系大学であるセンメルヴァイス大学(Semmelweis University)を城西大学杉林堅次先生と飯尾唯紀先生が訪問し、薬学部長のノサール・ベーラ(Noszal Bela)教授と面会、本学の学術交流の可能性について話し合いを持ちました。

物理薬剤学教授であるノサール学部長は、本学の訪問に際し、杉林先生の研究領域に近い大学院生1名に準備をさせ、その学生に最近の実験結果のプレゼンテーションを行わせました。学生の発表の様子・内容ともに博士課程学生のレベルにあるもので、大学の教育レベルの高さがよくわかりました。

ハンガリーの薬学部は5年制で、M.S.(Master of Scientist)で試験に受かれば薬剤師になるということでした。
(注:日本は6年制でB.S. (Bachelor of Scientist)です)。

また、ノサール先生と、本学との大学院修士課程の1+1システム、博士後期課程における交換留学の可能性についても非常に前向きな検討がなされました。加えて、学部学生の交換についても1週間か2週間の短期であれば、いつでも歓迎するとのことでした。
       【リンク】 http://english.sote.hu/

Semmelweis 大学薬学部のBela Noszal先生

Semmelweis 大学薬学部のBela Noszal先生

●エトヴェシュ・ロラーンド大学(EotvosLorand University)訪問

2011年6月17日訪問団一行がエトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)の本部棟でミーティングを行っているあいだ、杉林堅次教授は、理学部生物学科のボッディ・ベーラ植物解剖学科長(Prof. BoddiBela)に、新理学部棟内の理学部生物学科を案内していただきました。ボッディ先生は1980年代に国際基督教大学にいたことがあるとのことで、非常に親日的な先生でした。

最初に鉱物・生物展示館の一部を見せていただき、ここには多くの珍しい鉱物や動物の骨などが展示されていました。ボッディ教授はセンメルヴァイス大学の薬学部生の天然物化学の教育も行っておられるとのことでした。一方、本学の薬草園やさまざまな研究内容にもおおいに興味を持たれたようでした。皮膚透過予測の研究、薬用植物の研究、糖質科学などで共同できるものはないかとの話もありました。

学生の交流については、英語力がかなり必要とのことでしたが、英語が話せる大学院生は多いので、交換留学や1+1についても学長や学部長と相談しますとのことでした。
       【リンク】 http://www.elte.hu/en

ELTE理学部のBela Boddi先生

ELTE理学部のBela Boddi先生


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