2011年9月8日～10日、日独交流150周年記念行事の一環として、ケルン大学において「急速に変化する世界における伝統的な調査研究の今後」をメインテーマに三日間の日程でシンポジウムが開催されました。ラウンドテーブル、複数のワークショップなどで震災後の日本も意識した多くの議論がなされ、また参加した多くの大学とケルン大学との交流の機会が設けられました。

ケルン大学は日本との交流に大変な力を入れており、今回も本学をはじめ東京大学、一橋大学、お茶の水大学、慶応大学、上智大学、関西大学など同大学と提携協定のある大学を中心に参加招聘を受けたもので、理事長代理として並河克彦学校法人経営企画室長、ポール・シャロウ城西国際大学国際人文学部教授（オールイングリッシュコース　ディレクター）が出席いたしました。

本学とケルン大学は2010年3月、学術協定を締結。すでに、これまでも両学間の交換学生が実施されており、現在も城西国際大学から1名留学中で、ケルンからの第2陣が準備中です。今回の訪問でも日本語・日本文化は当然ながら、さらに幅広い分野での学生交流拡大の期待と実施を双方で確認しました。