学校法人城西大学は2011年9月12日、ポーランド・ワルシャワのポーランド日本情報工科大学（Polish-Japanese Institute of Information Technology)と包括的な学術交流協定を締結しました。

ポーランド日本情報工科大学は1994年設立、学生数4000名。情報科学部、新メディア美術学部、情報管理学部、建築学部、日本文化学部の5学部からなる私立大学です。設立時には日本政府もIT・コンピュータの人材育成をポーランド政府と協力して育成することを目的に積極的に協力しています。

これらの分野での人材輩出などで現在ではポーランドの私立大学のトップ校（複数の媒体・メディア評）として知られています。2007年には日本文化学部を設立、近年は日本語・日本文化の教育に力を注いでおり、この分野に強く、またメディア教育の充実した本学との交流を相互に検討していたところ、ポーランド大使館を通じて正式に紹介があり、2011年9月、学校法人城西大学より並河経営企画室長が理事長代理として訪問し、ノヴァツキ学長と面談、包括学術協定に至ったものです。

今回のワルシャワ訪問では、他にワルシャワ大学日本語学科を訪問しました。同学科からの本学での日本語・日本文化の学習のための留学生派遣、同大学での広くポーランドに関する本学からの留学生受け入れについて打ち合わせを行いました。

本学はハンガリーとの交流において国内屈指の教育活動を行っており、今後はポーランドを含めた中欧地域での交流の発展が期待されます。

※ワルシャワ大学について

1816年設立。学生数6万人、19学部を有するポーランドを牽引する総合大学。日本の大学ともさまざまな分野での交流があり、中でも1919年設立の日本語学科は欧州の中でも長い歴史と伝統を誇る。