学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

NEWS

城西大学より張徳祥(大連理工大学党委員会書記)先生・
村井隆先生へ名誉博士記を授与

2011年9月27日、城西大学の秋季卒業式・入学式において、中国・大連理工大学の党委員会書記である張徳祥(Zhang De Xiang)先生と日中協会常任顧問である村井隆先生へ水田宗子理事長より、名誉博士記が授与されました。

張徳祥先生への名誉博士記授与

張徳祥先生への名誉博士記授与

村井隆先生への名誉博士記授与

村井隆先生への名誉博士記授与

中国国家重点大学であります大連理工大学と本学は、2007年5月25日に学術交流協定書を締結し、水田三喜男記念水田宗子奨学金、向坊隆記念村井隆奨学金、水田三喜男記念文庫の贈呈、共同研究、教員の派遣、インターンシップの受け入れ、JMBAデュアルディグリープログラムの設置、学生の交換、社会人特別研修など、大変親密で充実した交流が、展開されています。これらの交流につきまして、張書記は、2007年に党委書記を林安西先生から引き継がれて以来、熱意をもって、支援してくださっています。

その後、張書記の指導のもと、2010年には、本学大連事務所が大連理工大学の中に開設され、両大学の交流支援の基地となっています。また、共同大学院も開設され、中国教員の日本語、日本文化教育に本学が大きく貢献し、教員同士の交流も大変盛んに行われています。これは、張先生が、ご専門の高等教育に関する深い理解と学識、そして国際的な視点による高い理想をもって、指導ならびにご支援によるものです。これらの業績をもって、このたびの名誉博士記授与となりました。

次に日中協会常任顧問の村井隆先生についてですが、1986年に水田清子名誉理事長を団長に、森本雍憲現学長も一緒に中国・吉林省延辺大学を訪問した折に、村井先生は、日中協会顧問として一行を率いてくださり、日中大学間で初めてという学術交流協定書の調印式を人民大会堂で行うことができました。それにより、80~90年代の埼玉県で最も多くの留学生を受け入れた大学となり、当時の卒業生たちは、今、母国で大学教授、外交官、企業のトップとして活躍している人たちが多数出ています。また、大連理工大学をはじめ、大連地区における交流、北京、広東、天津、瀋陽、南京など中国各地の大学交流推進に際し、適切な助言とサポートをいただき、学校法人城西大学の中国における教育推進の大きな力となっておられます。また、文化的相互理解のために設立された日中短詩協会に関しても、理解と支援をいただき、幅広い貢献をしてこられました。これらの業績に敬意を表して、本学からの名誉博士記授与となりました。

式典の後には、名誉博士記授与を記念して経営学部棟の前に3本のアカシアを植樹しました。また、お祝いに集まった大連理工大学からの留学生たちと、張書記、村井先生は、大学での学業や生活について話をされました。歓迎昼食会においては、両先生に向けた留学生による流暢な日本語、日本人学生による流暢な中国語のお祝のスピーチに、大変感動しておられました。歓迎昼食会では、ハンガリー共和国からの学生から新入学生に向けたスピーチもあり、おおいに心打つものでした。おふたりは、グリークラブ合唱、弓道部演武など学生たちの活動を見学され、学生との交流を楽しまれました。

アカシアを植樹

アカシアを植樹

大連理工大学からの留学生からお祝いのスピーチ

大連理工大学からの留学生から
お祝いのスピーチ

ハンガリー留学生よりお祝いのスピーチ

ハンガリー留学生より
お祝いのスピーチ

日本人学生より中国語でお祝のスピーチ

日本人学生より中国語でお祝のスピーチ

グリークラブによるお祝いの合唱

グリークラブによるお祝いの合唱

弓道部による演武

弓道部による演武

お祝いに集まった大連理工大学の留学生たちとともに

お祝いに集まった大連理工大学の留学生たちとともに


ページトップへ