2011年10月13日、水田宗子ハンガリー奨学生表彰式が東京・紀尾井町キャンパスで行われました。コルビナス大学、ブダペスト商科大学、セント・イシュトバン大学、エトヴェシュ・ロラーンド大学、カーロリ・ガシュパール・カルビン派大学の奨学生　計11人に水田理事長が表彰状を授与し「この奨学金は創立されて2年目であり、昨年の第一回の奨学生の中には日本の企業に就職する方もいるなど、皆さんの活躍が期待されます。今回の奨学生の皆さんも、充実した留学生活を送るためにも、日本の社会に溶け込んで欲しい。そして日本から世界を見る、もうひとつの目を養うよう努力して欲しい」と挨拶しました。

引き続き「城西・ハンガリー学生親善交流大使」の任命も行われ、前大使をつとめたティマール・シャンドルさんより、新大使となる城西国際大学のオラー・ニコレッタさんと城西大学のレレカーチ・タマーシュ・ジョルトさんに大使のたすきが引き継がれました。

奨学生を代表して、サボー・シィンティア・ジュジャンナさん（城西国際大学　国際人文学部）が「高校生からの念願だった日本への留学が実現できて大変うれしい。日本語を学ぶ学生にとって、水田奨学金は絶好のチャンスであり、東日本大震災の大きな被害にもかかわらず奨学金制度を維持していただき、本当に感謝しています」と日本語で謝辞を述べました。続いて、同じく奨学生代表のバーリアント・アンナ・エルセベトさんより「今年から大学院生となり、現在日本とEUについて研究しています。これからも、ハンガリーと日本の友好を深められるよう精一杯努力します」との挨拶がありました。

※水田宗子ハンガリー奨学金は、2009年12月ハンガリー共和国大統領であるショーヨム・ラースロー大統領閣下（当時）が、紀尾井町キャンパスを表敬訪問されたことを記念して設立された奨学金制度で、ハンガリーと日本の掛け橋となる人材育成を目的に、ハンガリー学生の留学費用を助成するものです。

（今回の奨学生表彰者）

城西大学　4名	コルビナス大学　1名 （グベク・エメシェさん：Gubek Emese）
	エトヴェシュ・ロラーンド大学　2名 （ケレケシュ・ジュジャさん：Kerekes Zsuzsa） （バロッグ・アーコシュ・ファルカシュさん：Balogh Ákos Farkas）
	ブダペスト商科大学　1名 （レレカーチ・タマーシュ・ジョルトさん：Lelekács Tamás Zsolt）
城西国際大学　7名	ブダペスト商科大学　2名 （サボー・シィンティア・ジュジャンナさん：Szabó Cintia Zsuzsanna） （トゥリ・ジョーフィアさん：Turi Zsófia）
	セント・イシュトバン大学　1名 （セーケイ・ヴェロニカ・チッラさん：Székely Veronika Csilla）
	カーロリ・ガシュパール・カルビン派大学　1名 （ゴンバシ・ノエーミ・ジョーフィアさん：Gombás Noémi Zsófia）
	エトヴェシュ・ロラーンド大学　3名 （オラー・ニコレッタさん：Oláh Nikoletta） （ヒドヴェーギ・ジョーフィアさん：Hidvégi Zsófia） （バーリアント・アンナ・エルセベトさん：Balint Anna Erzsebet）