水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学瀋陽訪問団一行は、2011年10月24日午前に遼寧大学を訪問し、学術交流協定を締結しました。調印式には学校法人城西大学からは水田宗子理事長、村井隆顧問らが参席し、遼寧大学からは黄泰岩学長、徐平副学長らが参席しました。 水田理事長は調印式の挨拶で「貴大学は瀋陽市で最大規模の大学として多様な学部構成と革新的な国際教育を展開されており、城西大学、城西国際大学との多面的な学術交流の可能性は極めて大きいと考えています。両大学の先生、学生が研究、学びを通し交流が深まることを期待しています」と述べました。このあと水田理事長と黄学長が、両大学の学術交流についての協定書に調印しました。

調印式終了後、広大で美しいキャンパスと充実した学内教育施設を見学し、学生たちと交流しました。 昼食の席には程偉党委書記が参席し「学校法人城西大学の革新的な教育については東北地区の他大学から聞いておりました。素晴らしい大学と学術交流協定が結べたことを大変うれしく思います。城西大学・城西国際大学との学術交流を盛んなものとし、多くの成果を挙げていきたいと思います」と挨拶しました。

遼寧大学は、1948年に創立された学生数は27,000人の国立大学で、中国の国家重点大学の一つであり、遼寧省でも最高クラスの大学として知られています。国際経済学院、経済管理学院、工商管理学院など25の学部で構成された総合大学で、日本語科も設置されており、日本からも多くの学生が留学しています。

今回の協定締結により、両大学間の学生の交換留学や大学院生の交流に加え、社会保障、社会福祉、物流分野等における共同研究が進むことが大いに期待されます。