学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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城西大学より柳振万先生(大連外国語学院  党委書記)へ名誉博士記を授与

2011年11月15日東京・紀尾井町キャンパスにおいて、中国・大連外国語学院の党委書記である柳振万先生に、水田宗子理事長より城西大学名誉博士記が授与されました。 今回の名誉博士記授与は、柳先生が永年にわたって日本・中国間の関係発展および相互理解の促進にご尽力され、本学と中国との学術交流に多大な貢献をされたことにより実現したものです。

柳先生は長い間観光分野の第一線でご活躍をされ、大連を「浪漫之都」という観光ブランドとして登録し、世界都市観光の最先端に立ってブランド化を推進されました。その素晴らしいリーダーシップの結果として、大連を中国最優秀観光都市トップ3の一つとして築き上げることに成功され、大連は国連世界観光機構(WTO)より非常に高い評価を得ました。

大連外国語学院は、2万人あまりの学生が在籍する中国東北部で唯一の外国語大学で、外国語を主軸に文学、経営、経済、工学、法学部等を有しています。特に日本語教育には古くから力を入れており、日本以外では世界最大規模の日本語教育機関として知られ、同大学では現在約3,000名の学生が日本語を学んでいます。

本学と大連外国語学院は2008年3月に学術交流協定を締結し、大連外国語学院から毎年数多くの学生が城西大学・城西国際大学に留学するなど、両学の交流は着実に拡大発展しています。 また、観光学部を持つ両大学が合同で、観光に関する用語を幅広く収録した「日中観光用語辞典」を作成することも決まっており、2013年の出版に向けて作業が鋭意進行中です。

水田理事長は「城西大学と城西国際大学の信頼する海外姉妹校であり、人材育成のパートナーである大連外国語学院の柳書記に本学の名誉博士記をお受けいただき、大変光栄です。これからも協同教育・研究をますます充実させ、両大学で学ぶ若者たちが日本と中国を結ぶ良き架け橋となり、グローバルな視野を持って未来の社会の発展と平和維持に貢献してくれることを願っています。」と挨拶し、名誉博士号を授与しました。

授与後、柳先生は「我々両大学は、これまで素晴らしい兄弟として緊密に交流してきました。今回の名誉博士記を授かることができたのは、私個人への評価のみならず大連外国語学院への評価でもあると思っており、大変名誉なことで心から感謝の意を表します。今日から城西大学は我が母校になり、私も城西大学の学友となります。これから、日本に来る度にこの母校に戻ってきたいと思います。これからも双方が手を携えて両校の友好関係と協力体制を発展させていきましょう」とご挨拶されました。

また、両学の交流発展の証として、本学から大連外国語学院に桜の木が計200本贈呈されることが決定し、旅順に作られた新キャンパスの池の周りに植えられる予定です。今後、春が訪れる度にきれいな桜の花を咲かせ、キャンパスを美しく彩ることでしょう。

なお、今回の来学にあたり柳先生一行は、紀尾井町キャンパスの他にも城西大学坂戸キャンパスと城西国際大学の東金・安房キャンパスを訪問し、両大学の大連からの留学生との交流会等を行ったほか、両大学で記念の植樹式を行いました。また、鴨川市にある創立者生家(旧水田家住宅)等も訪問されました。

 

挨拶される水田理事長

挨拶される水田理事長

名誉博士記を授与

名誉博士記を授与

 

挨拶される柳振万先生

挨拶される柳振万先生

授与式の出席者一同

授与式の出席者一同


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