学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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ポーランド大使が来学しました

2012年2月16日、ポーランド共和国大使ヤドヴィガ・ロドヴィッチ閣下が学校法人城西大学の東京・紀尾井町キャンパスに来学し、水田理事長と会見しました。
    本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げて、特にハンガリーやポーランドなどの中央ヨーロッパの国々との学術交流を積極的に深めており、今回の来学はその一環として実現したものです。

会見の中で、水田理事長は「ポーランドとの交流を深めるなかで、大使にはさまざまなアドバイス等をいただいてきました。ポーランドは中央ヨーロッパでは最大の国で、日本の研究も大変盛んであり、今後も両国の関係が深まって大学間の交流が強化できることを期待しています」と述べました。
    また大使も「ポーランドは日本に対して非常に親近感を感じており、今後城西大学との交流を核にしてポーランドと日本の交流をさらに深めていきたい」と話されました。

会見後、地下ホールにて大使から城西大学、城西国際大学の学生に向け「日本とポーランドの国交について」と題した講演をしていただき、ポーランドの変遷の歴史や民主化の歩み、文化、そして近年の日本との戦略的パートナーシップ構築など、さまざまな角度からポーランドと日本の関係についてお話をいただきました。
    また、今回大使とご一緒に来学された、大使の夫君であり、ポーランドで著名なドキュメンタリー映画監督のヴァルデマル・チェホフスキ氏より「ポーランドにおけるE-Movieについて」という近年のポーランドにおけるメディアの変遷、役割についても講演いただきました。出席した学生達は、熱心に大使と監督の講演に耳を傾けていました。
    なお、講演には外務省から小寺次郎欧州局長もご出席され、「欧州でもポーランド、ハンガリー、スロバキア、チェコの『ヴィシェグラード4カ国(V4)』は今後日本にとって重要な国であり、城西大学がこれらの国々との交流強化を目指していることに対し、外務省としてもしっかりサポートしていきたい。」と力強いお言葉をいただきました。
    そしてその後に行われたレセプションでは、出席者の方々が大使や監督らと和やかに歓談し、両国の交流と理解を深めました。

2009年が日本・ポーランド国交樹立90周年という節目の年だったこともあり、特に近年日本でのポーランドの歴史・文化・学術に関する関心が高まっています。本学でも、日本に大変馴染みの深いポーランドの偉人であるキュリー夫人のパネル展開催などを検討しています。

本学は、ポーランドとは2011年9月にポーランド情報工科大学と学術交流協定を結んでいますが、今回の大使の来学を機に、今後のポーランドの大学との交流がより活発に進むことが期待されます。

 

会見で挨拶する水田理事長景

会見で挨拶する水田理事長

挨拶されるポーランド大使

挨拶されるポーランド大使

 

会見出席者による記念写真

会見出席者による記念写真

講演会の様子

講演会の様子

 

講演するヴァルデマル・チェホフスキ監督

講演するヴァルデマル・チェホフスキ監督

挨拶される小寺欧州局長

挨拶される小寺欧州局長

 

海外からの留学生と歓談する大使

海外からの留学生と歓談する大使

両大学の学生と歓談する大使

両大学の学生と歓談する大使


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