今号は江戸、戦前、戦後、そして現代における女性の主体性の歴史的な変化と継続性の考察を掲載しております。

CONTENTS

“The Private League of Nations”:
The Pan-Pacific Women’s Conference and Japanese Feminists in 1928
Taeko Shibahara
　　　　— 『私設国際連盟』: ―1928年汎太平洋婦人会議
　　　　　　と日本人フェミニストについての考察―

Home Education in Rural Japan:
Continuity and Change from Late Edo to the Early Postwar
Christina Ghanbarpour
　　　　— 農村の女性の家族教育：江戸後期から
　　　　　　戦後初期にわたる変化と連続性

From Compensating Comfort Women to Compensated Dating
Sharon Kinsella
　　　　— 従軍慰安婦の支援から援助交際へ

A Room of Their Own:
Time, Space, and the Self-Perceptions of Married Couples in Japan
Dalit Bloch
　　　　— 日本の３０代の夫婦の共有する時間、空間、そしてカップルとしての意識

Young Women / “Bad Girls” in Kirino Natsuo’s Real World
Barbara E. Thornbury
　　　　— 桐野夏生の「リアルワールド」における若い女性／“不良少女”

※U.S.─JAPAN WOMEN’S JOURNALは日米間を中心に他地域を加えたグローバルな視点に立ったジェンダー研究の学術交流、情報交換を目的に、女性、男性、家族、労働、社会問題、文化研究等についての論考を掲載する英文誌です。城西大学国際学術文化振興センター(JICPAS)が年に２冊刊行しております。
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