2012年4月29日(日)、城西国際大学創立20周年記念「世界学長会議」が東京紀尾井町キャンパス地下ホールにて行われました。
本会議は、城西国際大学が創立20周年を迎えることを記念して、欧州・米州・アジアなど海外の本学姉妹校より9カ国・地域の12大学の学長や代表を招待して、「世界の転換期における大学の役割と人材育成:Global Education in a Changing World -The Role of the University in the Development of Human Resources」をメインテーマに開かれたものです。
会議に先立ち、水田宗子理事長は「日本の昨年の大震災をはじめ、世界の経済・社会・環境等が世界レベルで大きく転換している今、大学の役割は極めて重要となっている。本日参加された大学の学長や代表者の皆様に、今後のグローバル人材の育成や連携について、おおいに議論を深めていただきたい」と挨拶しました。
会議では、参加大学が2つのセッションに分かれて、“この時代を切り開き、危機・課題を乗り越えていくための人材とは”や、“グローバル教育の取り組み、今後の大学間連携協力”、“グローバルと地域をつなぐ教育”等に関し、世界の高等教育機関が抱える諸問題について、それぞれの国の経済・文化的側面や大学、分野の特色を踏まえさまざまな観点から意見が出されました。
そして、参加した学長全員が「グローバルコミュニケーションの重要性」と「各国の実情に合わせた具体的な目標・活動の重要性」の共通認識を深めることができました。
会場には、本学との交流の深いハンガリー、ポーランド、チェコ、ブルガリアの大使をはじめとした海外関係者、政府・経済団体、企業関係者、マスコミ、他大学や一般の方々など合計200名が来られ、皆熱心に参加大学のスピーチに耳を傾けていました。
なお、会議終了後は別会場でレセプションが行われ、文部科学省 大臣官房審議官の常磐豊氏より会議の感想と、今後の本学の国際交流活動への期待する旨のお話がありました。レセプションでは、参加者の間でグローバル時代の人材育成や今後の大学のあり方等についての活発な意見交換がなされるとともに、相互の交流が大いに深まりました。
今回の会議を契機に、グローバル時代の大学の役割と人材育成に関しての議論がいっそう深まり、今後の更なる大学間の国際連携強化につながることが期待されます。
城西国際大学 柳澤 伯夫 学長 |
セント・イシュトバン大学(ハンガリー) László Solti 学長 |
カモーソン・カレッジ(カナダ) Kathryn Laurin学長 |
ブスティマ大学(ウガンダ) Mary Jossy Nakandha Okwakol 学長 |
韓国外国語大学(韓国) 朴 哲 総長 |
ケルン大学(ドイツ) Wolfgang Jagodzinski 所長 |
東北大学(中国) 王 福利 副学長 |
城西大学 森本 雍憲 学長 |
東西大学校(韓国) 張 済国 総長 |
天津外国語大学(中国) 修 剛 学長 |
ブダペスト商科大学(ハンガリー) Éva Sándor-Kriszt 学長 |
北カレリア応用科学大学(フィンランド) Petri Raivo 学長 |
淡江大学(台湾) 戴 萬欽 副学長 |
トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(マレーシア) Ewe Hong Tat 副学長 |
開催に先立ち、挨拶する水田理事長 |
2つのセッションに分かれ、活発な議論を展開 |
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城西国際大学 柳澤学長 |
セント・イシュトバン大学 László Solti 学長 |
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カモーソンカレッジ Kathryn Laurin 学長 |
ブスティマ大学 Mary Jossy Nakandha Okwakol 学長 |
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韓国外国語大学 朴 哲 総長 |
ケルン大学 Wolfgang Jagodzinski 所長 |
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東北大学 王 福利 副学長 |
城西大学 森本 雍憲 学長 |
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東西大学校 張 済国 総長 |
天津外国語大学 修 剛 学長 |
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ブダペスト商科大学 Éva Sándor-Kriszt 学長 |
北カレリア応用科学大学 Petri Raivo 学長 |
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淡江大学 戴 萬欽 副学長 |
トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学 Ewe Hong Tat 副学長 |
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セッション2の様子 |
一堂に介した参加者 |