学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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本学と日活がポストプロダクション施設を設立します

学校法人城西大学と日活株式会社は、東京紀尾井町キャンパス内にポストプロダクション施設(仮称:城西/日活ポスプロセンター)を設立して、次世代の映像人材の育成に向けて協力をすることに合意し、2012年9月10日に日活調布撮影所にて記者発表を行いました。

本学と日活は2010年6月に連携協力に関する包括協定を締結し、2011年4月に城西国際大学メディア学部に新たに映像芸術コースを開設しました。これまで37年間にわたり映像業界に数多くの人材を輩出してきた日活芸術学院の協力のもと、最先端のデジタルメディアテクノロジーを取り入れながら次世代の映像文化を創造する人材の育成に取り組んでいます。
    今回は、それらの取り組みをさらに発展させるべく、本学東京紀尾井町キャンパス内に城西国際大学メディア学部と日活が共同でプロ仕様のポストプロダクション施設を設置し、2013年7月からスタートする予定です。
    本ポスプロセンターは、オンライン編集室、オフライン編集室、MAルーム等を有し、メディア学部の映像制作実習だけでなく、日活のプロのスタッフもこれらの設備を利用して映像作品を制作する予定です。本学の学生はプロの制作現場と同じ最新の環境でポストプロダクション工程の実習等を行うことができ、より実践的な映像制作技術を学ぶことが可能になります。

日活株式会社は同日、創立100周年を迎えましたが、本記者会見はその祝賀会に先立って行われました。 記者会見に出席した水田宗子理事長は、「昨年は『八日目の蝉』という数多くの賞に輝いた作品を本学のキャンパスでも撮影いただき、映像業界を目指す本学メディア学部の学生にたいへん大きな刺激を与えていただきました。また、本学は中国伝媒大学・北京電影学院やアメリカの南カリフォルニア大学など、メディア関連の海外の著名大学との連携を強化していく考えです。今回のポスプロセンターの設立により、本学学生が大学の中で最新の実践的な講義を受けられるようになることは大変素晴らしいことです。日活株式会社は、100年の長い間に蓄積された映像・メディアに関する素晴らしい知的蓄積をお持ちであり、これらを元に、次の100年においても人々に夢を与えるような挑戦を日活とともに進めていきたいと思います」と挨拶しました。

本学は、今回のポスプロセンターの設立を契機に、日本の映画文化の一端を担ってきた歴史ある日活とさらに連携を深めることにより、総合芸術である「映画」に関する様々な専門知識や映像メディアに関する幅広い教養を伝え、将来の日本のコンテンツ産業を担い、グローバルに活躍できるメディア人材育成に取り組んでいきます。

記者会見での水田理事長と日活株式会社 佐藤社長

記者会見での水田理事長と日活株式会社 佐藤社長


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