学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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チェコ国立銀行副総裁が来学、講演しました

2012年10月16日、チェコの国立銀行副総裁ヴラジミール・トムシーク(Vladimír TOMŠÍK)氏が東京・紀尾井町キャンパスに来学され、講演をしていただきました。

本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を深めるなか、特に中欧地域との教育交流を強化しており、すでにハンガリーとは語学・学生の交換などを通じ、活発に交流を行なっております。その隣国であるチェコに関しても、水田理事長のチェコ共和国大使館訪問を契機に、カテリーナ・フィアルコヴァー(Katerína FIALKOVÁ)大使のご紹介により本年3月にプラハ経済大学と学術交流協定を締結しました。その後6月には本学訪問団がカレル大学、プラハ経済大学、マサリク大学を訪問しています。
    それらの交流実績に基づき、10月9日から日本で開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会に出席のためトムシーク副総裁が来日されているのを機に、本学とチェコ共和国の教育交流の一環としてフィアルコヴァー大使らと共に今回来学されたものです。

当日は、キャンパスの玄関でチェコの国旗を振る多数の学生たちがお出迎えしました。そして講演に先立ち、理事長や本学関係者達との面会が行われ、本学の紹介やチェコとの交流状況等についての説明、意見交換等を行いました。

その後、城西大学、城西国際大学の学生・教員ら150名が待つ地下ホールにて講演が行われました。講演に先立ち、水田理事長は「本学はハンガリーとの交流が進み、今年もハンガリーから21名の学生が本学に留学し、本学でも1,000名以上の学生がハンガリー語を学んでいます。今回の副総裁、大使のご来学により今後チェコとの交流が進んでいくことを期待しています。今日は、激動するグローバル経済の最前線で一国の経済活動の根底を支える中央銀行の副総裁のお話を伺える非常に貴重な機会であり、皆様の得難い経験になることと思います。」と述べました。また、フィアルコヴァー大使も「4月に行われた城西国際大学20周年記念の世界学長会議に招かれ、充実した国際交流ぶりに大いに感心しました。今後はチェコの大学との交流も盛んになり、来年には相互に留学ができるようになることを期待しています。」とご挨拶されました。

そして、副総裁に「チェコ経済と金融政策、欧州債務危機の衝撃」と題したご講演をいただきました。講演では、チェコ経済の概要・特長や、経済危機におけるチェコ経済と国立銀行の金融政策、今後のマクロ経済の見通し、欧州経済危機のインパクトなどについて貴重なお話をいただきました。出席していた学生たちは皆熱心に講演に聞き入っており、講演後には活発な質疑応答がありました。

また、講演終了後のレセプションにおいても、各国からの留学生を含む本学の学生らがスピーチや意見交換などで副総裁や大使らと積極的に交流し、大変充実した国際交流の機会となりました。

チェコの手旗を持ってお出迎え

チェコの手旗を持ってお出迎え

会見する水田理事長とフィアルコヴァー大使(中)、トムシーク副総裁(右)

会見する水田理事長と
フィアルコヴァー大使(中)、トムシーク副総裁(右)

関係者による記念撮影

関係者による記念撮影

講演するトムシーク副総裁

講演するトムシーク副総裁

講演の様子①

講演の様子②

講演の様子

フィアルコヴァー大使と学生たちの交流

フィアルコヴァー大使と学生たちの交流

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