2012年10月25日、学校法人城西大学は、マレーシアのマラ工科大学（Universiti Teknologi MARA）と学術交流協定を締結しました。
本年7月に水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学のマレーシア訪問団が同学を訪問し、アズニ・ザイン・アーメッド（Azni Zain Ahmed）副学長以下、主に国際関係担当の方々と面談して、学生の相互留学の検討、観光学におけるダブル・ディグリー・プログラムの検討、メディア学部との提携などについて話し合いをしましたが、それらが結実して今回の協定締結に至ったものです。
今回の協定は、両学の交流を活発にし、学術交流を深めることを目的に締結されたもので、今後両学では教育や研究、大学提携といった専門分野における教職員の交流、大学院生や学部生の交換留学、学術的な情報や資料の共有等のさまざまな共同プログラムの構築に向けて取り組んでいきます。
同学では日本語教育にも注力しており、中等教育終了者を対象とする日本留学のための予備教育を行うコースも保有していることから、城西国際大学の日本語教育プログラムによる同学へのサポートなど、さまざま分野における今後の協働も考えられます。また、マレーシアでは最大規模クラスの観光学部も有しており、観光学関連での交流も期待されます。
マラ工科大学大学は、マレー系国民の高等教育を目的として1956年に創設された国立大学で、全国20カ所以上のキャンパス、21の提携大学を持ち、17,000名の教職員を擁するマレーシア最大の高等教育機関です。
