水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学訪問団一行は、2013年6月17-18日にカナダのブリティッシュ・コロンビア大学（The University of British Columbia）を訪問しました。
   今回の往訪では、今後の交流の拡大を見据え、ステファン・トゥープ（Stephen J. Toope）学長、デビッド・ファーラー（David　Farrar）副学長（プロボスト）らと会見するとともに、同学の社会福祉学部（School of Social Work）を視察し、ティモシー・ステイントン（Timothy Stainton）学部長とも会談を行いました。

また滞在中の18日には、本学よりご紹介申し上げて同大学主催により、高円宮妃殿下の根付に関するご講演も行われました。ご講演はアジア学科（Department of Asian Studies）に隣接するリュウ・インスティテュート（Liu Institute）で開催され、同大学関係者、日本文化研究者、地元日系コミュニティの方々など、会場一杯の参加者を得て、質疑も予定時間を超える、活気ある講演会となりました。妃殿下は、根付のコレクター・研究者としても功績を上げらており、本学でも、2012年9月に城西大学水田美術館で「高円宮妃久子殿下特別展　空翔ける鳥、旅する根付」と題した根付の写真展および妃殿下の根付コレクションの展示会を行いました。

ブリティッシュ・コロンビア大学は1908年に設立され、学部生40,000人、大学院生10,000人のカナダ西部最大の総合大学です。
   本学との関係は1991年水田宗子理事長が特別招聘教授として講義をされたことにさかのぼり、先方からは定期的に客員教授を受け入れる、深い関係を保ってきました。中でも、アジア学科は城西国際大学国際人文学部と学術交流協定を締結しており、本学からも、日本語講師の派遣、JIU福祉総合学部・国際人文学部の夏期研修派遣、などの交流を積極的に行っています。