水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学瀋陽訪問団一行は、2013年9月15日に中国・東北大学の創立90周年記念式典に出席しました。今回は、姉妹校としてのこれまでの両学の学術交流・人材育成の成果を受け、東北大学より招待されて出席したもので、中国内外の各分野の招待客のうち、海外の大学で招待を受けたのは本学含めて2校のみでした。
東北大学は、1923年の創立以来、「自立奮闘、強い意志を持つ、知識と行動が一致する」建学精神のもと発展を続けてきました。すでに社会に25万人以上の卒業生を送り込み、中国内のみならずグローバルな人材育成や、多方面で大きな研究成果を上げてきました。現在、東北大学は「進展する中国内で国内一流、世界で有名な大学の高い水準の研究型大学」を目標にさらなる歩みを続けています。
当日は、雲ひとつない青空のもと、創立90周年を記念してさまざまな催しが行われましたが、午前中に本館前で行われた記念祝賀会では、水田理事長が各界の招待客らとともにステージ上の特別席にて出席しました。
午後は各学院にて学術フォーラムが実施されましたが、東北大学の特別招聘教授である水田理事長は、外国語学院内の教室にて「文学批評とは何か」というテーマで特別講演を行いました。
全15回の実施が予定されている講演の第1回にあたる今回は、文学と文学批評の成立過程や文学批評の歴史、さまざまな文学批評理論等についての話があり、出席した約70名の日本語学部の教員や院生らは皆熱心に耳を傾けていました。
また、講演会終了後には、日本語学部で日本語を教えている城西国際大学の卒業生らと久々に再会し、授業や学生たちとの接し方などについてアドバイスをするとともに、中国での生活等に関して歓談しました。
なお、訪問団は、当日の夜に体育館で行われた創立記念「演芸の夕べ」にも出席し、詰めかけた学生やOB、地元関係者ら多くの出席者たちと共に創立90周年を祝福しました。
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式典会場の様子 |
式典で挨拶する丁学長 |
特別席の水田理事長ら招待客
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特別講演を行なう水田理事長 |
特別講演の様子 |
「演芸の夕べ」
