学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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ミャンマー 元日本留学生協会(MAJA)と連携協力協定を締結しました

学校法人城西大学は、2013年10月18日にミャンマーの元日本留学生協会(MYANMAR ASSOCIATION OF JAPAN ALUMNI :MAJA)と連携協力協定を締結しました。

本学は、中期目標においてグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げていますが、ミャンマーと連携協力協定を結ぶのは初めてのことです。MAJAは、かつて日本で勉強したミャンマーの元留学生がお互いの連携を強めて人脈を形成し、留学生の地位 向上を図ることなどを目的に2001年に結成された同窓会組織であり、日本語教育やビジネスマン育成のための技術研修、経営研修の事業を積極的に行っています。そして、この9月には、MAJA幹部メンバーが隣国タイのTNI(泰日工業大学)とTPA(泰日経済技術振興協会)を訪問し、彼らの協力の下にミャンマーにモノづくり大学を設立する準備にも入っています。

当日は、MAJA会長のミン・ウェイ(Myint Wai)氏が本学紀尾井町キャンパスに来学され、3号棟国際会議場にて水田宗子理事長をはじめとする学校法人城西大学の執行部メンバーらと会見し、連携協力協定を締結しました。会見の中で水田理事長は、「本日は、本学とミャンマーの国際交流にとって極めて重要な日です。今後お互いに協力しながら両国でのグローバル人材の育成に力を入れていきたい」と話しました。また、ミン・ウェイ氏も「本日、素晴らしいキャンパスを見学して、ミャンマーの若い世代が城西大学から多くのことを学べると確信をしました。この度の連携協力協定締結を機に、今後の両機関の交流をすすめ、貴学のミャンマーの大学・研究機関との交流や、学生の交換留学等を側面から支援していきたい。」と話されました。

締結後、ミン・ウェイ会長は本学の第4回ASEANフォーラムJOSAIにおいて『ミャンマーとアジアの未来』という題目で講演され、「ミャンマーは1948 年にイギリスから独立し、1962 年のネ・ウィン将軍による軍事クーデターに至るまで、民主主義国家の建設を目指していました。そして今ミャンマーは再び民主主義の道を歩み始めています。私は1959 年に日本政府国費留学生として来日して人生の師を得ました。東京工業大学の永井道雄先生、松田武彦先生、そしてAOTS理事長の穂積五一先生です。帰国後は日本で学んだ思想と考え方を国のために役立てたいと今日まで努力してきました。欧米に留学した留学生はほとんど帰国していませんが、日本に留学した学生は7割以上が帰国し、日本を手本に努力しています。国づくりの基本は人づくりです。私たちは今、日本式ものづくり大学を作ろうと頑張っています。」と話されました。

講演後はミン・ウェイ会長を囲んでのレセプションパーティーが行われ、そこで元駐ミャンマー日本大使田島高志氏、経済産業省官房審議官森清氏、駐日ミャンマー大使館ミン・ゾウ・ウー経済参事官氏、法政大学学事顧問清成忠男氏がスピーチを行いました。

連携協力協定締結

連携協力協定締結

関係者による記念撮影

関係者による記念撮影

講演するミン・ウェイ会長

講演するミン・ウェイ会長

スピーチする元駐ミャンマー日本大使 田島高志氏

スピーチする元駐ミャンマー日本大使 田島高志氏

スピーチする経済産業省官房審議官 森清氏

スピーチする経済産業省官房審議官 森清氏

スピーチする駐日ミャンマー大使館経済参事官 ミン・ゾウ・ウー氏

スピーチする
駐日ミャンマー大使館経済参事官 ミン・ゾウ・ウー氏

スピーチする法政大学学事顧問 清成忠男氏

スピーチする法政大学学事顧問 清成忠男氏

レセプションの様子 1

レセプションの様子 2

レセプションの様子


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