学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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水田理事長、森本城西大学学長が中国・延辺大学より名誉教授を授与されました

城西大学 森本雍憲学長を団長とする学校法人城西大学の訪問団一行は、2014年9月25日~9月27日の期間、中国の吉林省に位置する延辺大学を訪問しました。延辺大学は朝鮮族が40%以上占める延吉市に位置し、鮮明な民族特徴を有する総合大学として中国政府の「211工程」(中国国内のベスト100大学)に認定されています。学生数は20,000人を越え、大学院生も多く、韓国、北朝鮮、ロシア、日本などとの交流が盛んです。

延辺大学と学校法人城西大学との関係は、1986年、現在の延辺大学の前身の1つである、医学部と薬学部2つからなる延辺医学院と城西大学が学術交流協定を結び、その後28年間、毎年両大学の教員派遣交流を通じ城西大学にて計8名の薬学博士を輩出し、中国の医療薬学分野の発展を支えてきました。その功績が認められ今回、水田理事長と森本学長に名誉教授が授けられました。そして、それら授与を記念して、森本学長が「21世紀における延辺大学 -城西大学の交流の新たな展開を目指して-」というテーマで講演を行いました。延辺大学と本学の両教員によりこれまで見出された薬物輸送システム(Drug Delivery System)の新知見の数々、延辺大学の学生達は学術交流がもたらす新たな視点と研究展開に少し興奮気味でした。

薬学からはじまった学術交流の絆を外国語学部、美術部、看護学部など総合大学にまで発展した“延辺大学”と新たな信頼関係を構築するため、森本学長をはじめとする訪問団は包括的な学術交流協定の調印式に臨みました。締結に先立ち、延辺大学 朴永浩 学長から「昨今の中日関係は政治的に厳しい局面を迎えているが、この時だからこそ民間レベルの人材育成を通じた”信頼”は大事であり、揺るぎないものである。学校法人城西大学と新たな学術交流協定を締結できることを大変うれしく思う。今回の締結を機に具体的な交流を推進していきたい。」と挨拶されました。

学校法人城西大学は、これから延辺大学と新たな学術交流を展開していきます。

名誉教授証書を授与される 城西大学 森本雍憲学長

名誉教授証書を授与される 城西大学 森本雍憲学長

森本学長による記念講演

森本学長による記念講演

延辺大学と包括的な学術交流協定を締結

延辺大学と包括的な学術交流協定を締結

城西大学で博士号取得後、中国の医療薬学分野で活躍するみなさん

城西大学で博士号取得後、
中国の医療薬学分野で活躍するみなさん

28年間の交流を見守ってきた記念樹・長白山のシロマツを後ろに

28年間の交流を見守ってきた
記念樹・長白山のシロマツを後ろに


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