2015年10月15日、中国の東北財経大学の夏学長は張軍濤教務部長、張語辞国際交流所長、方愛郷教授とともに東京紀尾井町キャンパスに来学されました。

東北財経大学は、1952年に設立された中国の遼寧省大連市にある財務経済関係の学部を中心とする総合大学であり、財政税務学院、金融学院、経済学院、会計学院、法学院、観光・ホテル管理学院、国際経済貿易学院、国際商学院など計25の学部を有し、学生数は約19,000人です。世界各国から数百名の留学生を受け入れています。

本学は、天津外国語大学の修剛学長よりご紹介を受けたことをきっかけに、2015年6月2日に東北財経大学と協定を締結しており、今後、大学院・学部レベルで教員・学生の交流を通じた協力関係を構築していく予定です。15日の会談では、既に来年度本学への入学を希望している学生が2名いるとのお話を頂戴しました。

水田宗子理事長はその挨拶で、「東北財経大学との交流を広げ、経営管理や医療福祉分野を始め、環境分野、介護分野などインターディシプリナリーな共同教育と共同研究を幅広く行っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と述べられ、それに対し夏学長は、「学校法人城西大学と本学は今年の6月に協定を締結したばかりですが、実は、夏徳仁元大連市長や大連外国語大学の陳岩先生を通じたご縁もあり、すでに大変長く親しい気持ちを持っておりましたので、今回、貴学を訪問できて本当にうれしく思います。今後、教員の交流、また、大学院をはじめ、学部の交流が進むように願っております。」とご挨拶されました。

今後、両大学の間で具体的な交流がスタートすることが期待されます。