【瀋陽師範大学創立65周年記念式典参加】

2016年5月21日、本学姉妹校である瀋陽師範大学創立65周年を記念しての世界学長会議に水田宗子理事長が招待され、“大学教育と国際化”について講演を致しました。世界各地の姉妹校から、約40名がおいでになり、大変意義深い会議となりました。
　 瀋陽師範大学は、張徳祥先生のご紹介で学術交流協定を締結し、その後、特に古生物博物館、日本語教育、美術とデザイン学院との提携を推進してまいりました。

今回は、姉妹校とともに友好の森に植樹と本学の名前が刻まれたプレートの除幕式を林群学長とともに行いました。

また、学長会議終了後、于文明書記、孫革院長と会談し、本学化石博物館の一層の連携推進を話し合いました。引き続き、美術とデザイン学院張鵬院長の案内で、学院の見学とお茶のおもてなしを受け、これから美術とデザイン学院とも学生の交流をスタートすることに合意しました。

【城西大連・東北学友会開催】

2016年5月22日、大連市内のホテルで学校法人城西大学創立50周年記念城西大連・東北学友会第5回目の交流会を開催。会は、日中連携大学院の学生でもある由志慎（大連理工大学外国語学院副院長）さんが務めました。
　 城西大学・城西国際大学で学んだ日中連携大学院の卒業生、在学生をはじめ、JMBAスカラシップや共同教育プログラムの卒業生、“向坊隆記念”村井隆奨学金、“水田三喜男記念”水田宗子奨学金の受賞生、私費留学の卒業生等などに加え、大連市対外友好協会、大連理工大学、大連外国語大学、中国東北大学から、多くの来賓の先生方などが出席しました。
　 また、連理工大学元書記・城西大学名誉博士でいらっしゃる張徳祥先生、および大連市中日友好学友会会長も務める大連理工大学の杜鳳剛先生や、大連外国語大学の陳岩先生、そして急遽参加くださった大連市外事弁公室主任于涛氏などから心のこもったご挨拶をいただきました。

今回集まった卒業生たちは、母校と恩師への感謝を述べ、中日の相互理解に自分なりの力で貢献したい、そして、母校のさらなる発展のために力を尽くしていきたいと口々にお礼を述べました。

また、この学友会において、水田理事長の詩集『帰路』の中国語版が、大連理工大学出版会から出版されたお祝いがなされました。翻訳者は、陳岩先生で、この本は、学友会参加者全員にプレゼントされました。

水田理事長より、昨年この学友会で学校法人城西大学創立50周年にいただいたお祝い金を基に留学生詩歌賞「帰路」賞が設立されたことが発表されました。非常に意義あることとみなさんから歓迎されました。

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【大連理工大学】
大連理工大学　王寒松党委書記表敬訪問

2016年5月23日午前10時より、水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学一行は、新しく就任された王寒松党委書記を表敬訪問いたしました。
　 王党委書記は、これまでの大連理工大学と本学の交流の経緯ならびに実績をすべて理解しておられ、奨学金授与、日中連携大学院、JMBA制度、水田三喜男記念文庫、本学への研修訪問について感謝の意を述べられ、また、水田理事長の詩集「帰路」が大連理工大学出版会から出版されたことを大変うれしく名誉に思うとお話しになり、特別にハードカバーを手渡しされました。

引き続き、大連理工大学にて、向坊隆記念”村井隆“奨学金、水田三喜男記念”水田宗子“奨学金授与式および水田三喜男記念文庫第12次贈呈式を行いました。

賈振元副学長をはじめ同大学の先生方のご出席のもと、“向坊隆記念”村井隆奨学金、“水田三喜男記念”水田宗子奨学金授与式が行われ、大連理工大学大学院の両奨学生計20名に水田理事長および村井隆氏の長男である村井博之氏（バロックジャパンリミテッド社長）から奨学金が贈呈されました。授与された院生は、いずれも大連理工大学の各専門分野の博士課程と修士課程から特に選ばれた皆さんであり、今後の研究活動、そして社会での活躍を大いに期待したいと思います。また、村井先生の意志がご家族によって引き継がれたことを大変うれしく思いました。

引き続き、水田三喜男記念文庫の贈呈式が行われ、城西大学福島和伸先生から大連理工大学経済管理学部長の蘇敬勤先生に文庫の目録が贈られました。この記念文庫は、大連理工大学経済管理学部MBAに設置され、日本の経済やビジネスに関心のある研究者・院生、城西大学大学院経営学研究科とのJMBAプログラムに留学予定の院生に、とくに多く利用されているとのことです。

今回は、王寒松党委書記の計らいもあり、郭東明学長にも面会し、交流を深めました。大連理工大学出身である郭学長は、幅広い交流を城西大学・城西国際大学と推進したいので、ぜひ日本に行き、城西大学を訪問したいとおっしゃっていました。

【大連外国語大学】
大連外国語大学　劉宏学長表敬訪問

2016年5月23日午後1時30分より、大連外国語大学の新学長となられた劉宏学長と面会し、新学長就任のお祝いを申し上げました。これまで共同して行ってきた大学院教育ならびにさらなる日本語教育の推進、観光人材育成への連携など、今後も交流の発展が期待されます。

2016年5月23日（月）午後3時より、大連外国語大学において、大連外国語大学・城西大学・城西国際大学主催、日中短詩協会後援による国際合同シンポジウム“日中現代詩をめぐって―「外地と表現」“を開催しました。
　 水田氏による外地と表現をめぐる発表を経て、「外地と表現」をテーマに、水田宗子、陳岩、杜鳳剛、劉利國、田原、また本学で博士号を取得した若手の大連外国語大学准教授である何志勇、孟海霞諸氏による座談会が開催されました。大連・旅順は、日本人も多く居住し、独特のモダニズムが展開された場所であり、このシンポジウムを開催するに大変ふさわしいキャンパスと言えます。本学で学んだ若き研究者の発表もあり、有意義な国際シンポジウムとなりました。

【大連対外友好協会新会長と面談・水田理事長へ海外特別理事の委託】

2016年5月23日午後、大連市対外友好協会の新しい会長になられた懐 忠民氏と水田理事長は、面会いたしました。前の李永金会長から、引き継がれ、今後も城西大学と親しい交流関係を継続したいとのお話しがありました。また、水田理事長へ大連対外友好協会の海外特別理事としてご協力いただきたいとのお願いがあり、快諾されたので、その場で海外特別理事の詔書が授与されました。

【東北財経大学　夏春玉学長らと懇談】

水田宗子理事長を団長とする一行は、2016年5月24日に東北財形大学夏春玉学長らと会見しました。東北財経大学側は、夏学長の他に張軍濤教務部長、張語辞国際交流所長、方愛郷教授らが同席されました。
　 2015年の学術交流協定以来、城西大学現代政策学部、大学院への留学、また研修受け入れなど、年々交流が順調に進んでおります。今後、協定に基づき、両学で協議をしながら、経営・福祉・メディア・観光・人文・環境の領域における大学院生（1+1）、また、短大への受け入れなどの具体的なプログラムが討議されました。