学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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学校法人城西大学創立50周年記念・城西国際大学と東西大学の共同による日韓合作映画の試写会を開催

2016年11月1日、学校法人城西大学(水田宗子理事長)は創立50周年を記念して製作した城西国際大学(千葉県東金市)と韓国釜山市の東西大学との日韓合作映画『コッチばあちゃん』の試写会を、東京紀尾井町キャンパス1号棟ホールで開きました。試写会には東西大学の張済国総長もお見えになり、城西国際大学メディア学部の教職員や学生ら約160人が鑑賞して、映画の完成を祝いました。

学術交流協定を結ぶ両大学による映画製作は2013年、城西国際大学の開学20周年を記念して製作した『冬の花火』に続き2回目となりました。今回の『コッチばあちゃん』は、1930年代に韓国・済州島から千葉県鴨川市にやって来た海女と、その血を受け継いだ日本の女子大学生と釜山からの留学生との出会いを中心に、100年にわたる家族のつながりを描いています。映画製作の準備は2015年の10月から始まりました。学生たちは、20世紀からの約100年の日韓の近代史を学び、何本もの参考作品を研究。今年4月から、東西大学とサテライト会議を行いながら物語を検討し、キャスティングも行いました。監督を担当する城西国際大学4年生の中川冬馬さんのシナリオが完成、主演の女子大学生には3年生の井上佳奈さんが、そして留学生役には東西大学のキム・ホドンさんが決定。主演のコッチばあちゃんには、『雲霧仁左衛門』(1978年・五社英雄監督)でブルーリボン助演女優賞を受賞した宮下順子さんが決まりました。
  韓国からは9名の学生が参加、一行は8月2日に来日し、撮影は当日から12日まで、東京都内と鴨川市周辺で行われました。学生たちは初対面ながら、すぐに打ち解け、真夏の熱い鴨川で濃密な時間を過ごしました。

8月の撮影風景

8月の撮影風景

歓迎をうけ、来学した張済国総長

歓迎をうけ、来学した張済国総長

試写会に先立ち、水田理事長が「張総長にはお忙しい中、時間を割いていただき、私たちと一緒に映画を見る機会をつくってくださいました。どうか皆さんもこの映画をサポートしていただき、多くの方に観ていただけるようにしていただきたいと思います」と挨拶。鴨川市の長谷川孝夫市長の代理として駆け付けた黒野雅典・教育委員会生涯教育課長も「鴨川を舞台にしていただき感謝します。市民の皆さんや子どもたちにも鑑賞の機会を設けたい」と語りました。

約44分の試写会後、張総長は「本当に学生の皆さんがつくった映画なのかと思うほど、脚本、演者含めて全てが非常に良かった。日韓合作ということで、お互いの文化や歴史、習慣、考え方を勉強することができたと思う。グローバル時代では、お互いの文化を融合した文化でないと長持ちしないと思う。城西大学と城西国際大学と東西大学とは兄弟関係の大学。今後も色々なことをしていきたい」と述べました。

試写会の様子

試写会の様子

関係者による記念撮影

関係者による記念撮影


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