学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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小野理事長代理、杉林・城西国際大学学長らが千葉県庁を訪問、内藤敏也・教育長にJIUの改革・地域への貢献などを説明

2017年5月15日、学校法人城西大学の小野元之理事長代理、城西国際大学の杉林堅次学長、額賀路嘉入試部長(薬学部教授)が千葉県庁を訪れ、内藤敏也教育長と懇談しました。
  あいさつの後、小野理事長代理が、学校法人城西大学の理事長交代や城西国際大学の改革について説明しながら「教育力のJIUにしていきたい。名実ともに地域に根ざした大学になるように改革を進めている。総合大学・国際大学の強みを生かし、千葉県の教育に貢献したい」と述べました。
  これに応えるように内藤教育長は、千葉県の教育の重要課題の一つとして小学校における英語教育の定着・向上を挙げ、JIUの協力を要望しました。

新学習指導要領が実施され、小学校5・6年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。文部科学省は2013年、グローバル人材育成に向けての英語教育改革案を発表しました。目玉は小学校で英語教育を本格的に開始するということです。英語に慣れ親しませる活動を通じて、言語や文化について理解を深めるとともに、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標としています。この流れに沿い「小学3年生からの必修化」「小学5年生からの教科化」が、東京オリンピック・パラリンピックが開催される20年度に完全実施されます。学校によっては18年度から段階的に実施されそうです。

この状況を踏まえ、内藤教育長は「小学校の担任の先生の英語の指導力アップが問われている。これが緊急的な課題だ。その先生たち、小学校の近くに国際大学(JIU)があるわけです」と説明した。
  これに対し、小野理事長代理、杉林学長は「秋季の入学式には、外国から600人もの学生が入ってくる。国際大学の名にふさわしく英語を話す多数の教員がいる」、「小学校の先生を対象にした英語のセミナーを開くなどで協力できる。教員だけでなく、英語能力がある留学生を小学校に派遣させたい」などと具体的な協力対応について話しました。
  この後、内藤教育長は、東京オリンピック・パラリンピックの一部競技が千葉県内で開催されることに触れ、「サーフィンは、まさに(観光学のある)安房と(本部キャンパスのある)東金の中間にある一宮町で行われる。協力していただける場面があると思う」と述べ、大学側も協力を約束しました。このほか、小野理事長代理らは、JIUが、看護学部、薬学部、福祉総合学部を持ち、その連携により「看護、医療薬学、保健福祉」の融合成果を地域社会への協力につなげる努力していることなどを説明しました。

左から小野理事長代理、内藤教育長、杉林学長(千葉県教育委員会で)

左から小野理事長代理、内藤教育長、杉林学長(千葉県教育委員会で)

内藤教育長(左)と懇談する小野理事長代理ら

内藤教育長(左)と懇談する小野理事長代理ら


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