学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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学校法人城西大学一行は中国の天津、大連、瀋陽を訪問しました

このたび、小野元之理事長代理を団長とする学校法人城西大学一行は2017年6月4日~9日の日程で、中国の天津、大連、瀋陽地域にある7つの姉妹校を訪問し、友好関係の継続と交流の推進をはかってまいりました。

天津外国語大学

6月4日、天津では、天津外国語大学を訪問して、修剛学長をはじめとする大学代表との面談を行いました。天津外国語大学とは、2008年から城西国際との共同教育がスタートしており、現在、日本語学院、国際メディア学院、浜海外事学院と大学院(修士課程)から毎年多くの学生が、城西国際大学に来ています。2017年4月には10名の大学院生がビジネスデザイン研究科で半年間の勉強をしており、9月には新しく12名の学生が共同教育に参加します。

今回の訪問では、修剛学長から、長年の両大学の共同教育の成果へのお礼の言葉があり、今後さらに両学の教育交流を発展させるため、関係する学部長・大学院研究科長をすべて集めましたとの話しがありました。特に花超高級翻訳学院長があらたに紹介され、日中翻訳通訳分野の共同教育に対し、城西に対し教育協力への期待が述べられました。

天津外国語大学にて修剛学長との面会

天津外国語大学にて修剛学長との面会

大連外国語大学

6月5日に大連外国語大学へ表敬訪問をしました。
  劉宏学長と会談し、これまでの両大学の交流を振り返ると共に、大連外大・城西の連携推進を話し合いました。大連外国語大学から、日本語教育をこれまでより少人数で行い、教育効果を高めているとの報告がありました。
  引き続き、キャンパスの案内で、日本語学科の見学と共に、茶室にて学生よりお茶のおもてなしも受けました。

大連外国語大学にて劉宏学長との面会

大連外国語大学にて劉宏学長との面会

引き続き、日中連携大学院関係教員、在学生と卒業生との面談も行いました。

日中連携大学院、卒業生と在学生の面談

日中連携大学院、卒業生と在学生の面談

大連理工大学

6月6日の午前中に、大連理工大学の王寒松党委書記を表敬訪問しました。大連理工大学との交流に大きな功績を残された村井隆先生の奥様とご長男も同行しました。王書記から、これまでの大連理工大学と本学の交流について感謝が述べられ、今後も一層の交流推進を約束しました。

大連理工大学にて王寒松書記との面会

大連理工大学にて王寒松書記との面会

続きまして、奨学金の授与式が行われました。

授与された学生と

授与された学生と

また、第13回目となる“水田三喜男記念文庫”の贈呈式を行い、城西大学、現代政策学部長の福島和伸先生から管理与経済学部の呉灏文副院長へ文庫の目録が贈られました。

福島現代政策学部長より記念文庫贈呈式

福島現代政策学部長より記念文庫贈呈式

東北財経大学

6月6日午後、東北財経大学を訪問しました。今回の東北財経大学訪問では、夏春玉学長をはじめ、趙彦志副学長、張語辞国際交流センター所長、張軍濤教務部長、方愛郷教授らと面会し、交流の継続を確認しました。今後の交流について、東北財経大学のほうから大学院レベルだけでなく、学部レベルでの2+2共同教育プログラムや短期研修プログラムの実施を検討してほしいと要望がなされました。また、学生交流のほかに教員間の交流やスポーツ分野の交流も行いたいと提案されました。

東北財経大学表敬訪問

東北財経大学表敬訪問

夏春玉学長と

夏春玉学長と

東北大学

6月7日には、瀋陽市において、本学との姉妹校でもある魯迅美術学院の教授王希奇先生のアトリエを見学しました。

東北大学本学日中連携大学院卒業生と王秋菊先生アトリエにて

東北大学本学日中連携大学院卒業生と王秋菊先生アトリエにて

引き続き、本学日中連携大学院において博士号の学位を取得し、あるいは近く取得を目指している東北大学外国語学院の先生方と面会しました。また、城西国際大学の卒業生で、東北大学外国語学院において、日本語教員を務めている2名の教員(羽鳥美有紀さん(2015年3月 人文科学研究科グローバルコミュニケーション専攻修了、坂西昭広さん(2015年3月 人文科学研究科グローバルコミュニケーション専攻修了)にも会い、現況を尋ねました。(外国語学院が持つ日本人教師枠2名分のうちの2名とも城西国際大学が得ています。)2人は、立居振舞も立派で、日本語教育で活躍していることがわかり、一同大変うれしく、安堵しました。

東北大学外国語学院でのミーティング

東北大学外国語学院でのミーティング

その後、東北大学において、王建華副学長、陳凡教授、王秋菊外国語学院副院長・韓忠軍国際交流センター副センター長、鹿陽国際交流センター国際交流課課長と面会を行いました。王副学長は、分析化学の専門家です。日本及び世界の大学事情に詳しく、小野理事長代理、杉林学長と高等教育と今後の交流について意見交換がなされ、東北大学と城西大学・城西国際大学の交流について、引き続き積極的に推進していくことが約されました。

東北大学にて王建華副学長との面会

東北大学にて王建華副学長との面会

瀋陽師範大学

6月8日午前中、小野理事長代理を団長とする一行は、瀋陽師範大学の林群学長を表敬訪問致しました。到着後すぐに、孫古生物学院長の案内で学内の博物館を見学しました。その後、林群学長をはじめとする代表との面談を行いました。

瀋陽師範大学 古生物博物館訪問

瀋陽師範大学 古生物博物館訪問

瀋陽師範大学にて林群学長との面会

瀋陽師範大学にて林群学長との面会

同大学は師範大学でスタートしましたが、現在、人文社会系は遼寧省で第3位に大規模な大学でもあり、さらに芸術系の学部や観光系の旅行マネジメント学院を有する総合大学です。旅行マネジメント学院は、中国における観光教育協力会のような組織の会長校になっているとのことでした。そのため、メディア学部、観光学部との交流を希望するとのことです。

瀋陽薬科大学

6月8日午後、瀋陽薬科大学を訪問しました。
  新しく建てられた瀋陽薬科大学の本渓キャンパスに到着し、畢開順学長、程卯生副学長、方亮薬学院長、蔡洪宇国際交流所長、夏煥章所長、楊静玉院長、路金才副院長との面談が行われました。方薬学院長は、城西大学の森本雍憲教授、杉林堅次教授の教え子ということで、大変親しく歓迎をいただきました。

瀋陽薬科大学にて記念写真

瀋陽薬科大学にて記念写真

瀋陽薬科大学の畢開順学長との面会

瀋陽薬科大学の畢開順学長との面会

両大学の類似点、これからの薬学の分野における相互教育協力の可能性について話し合いました。瀋陽薬科大学では、約90名の学生が、最初の1年間で日本語だけを学びます。その後、4年間をかけて薬学教育を日本語と中国語で受けるという制度で、日本語で授業することに問題がないため、本学に対し、教員の派遣、学生の留学の両方について、積極的な交流の要望が出されました。
  引き続き、瀋陽薬科大学は国の支援の下で設置された医薬品開発研究所や学内の薬学院の建物を見学し、大変すばらしい設備のもと、最先端の研究が行われていることがよくわかりました。

瀋陽薬科大学の研究室にて

瀋陽薬科大学の研究室にて

瀋陽薬科大学の研究室にて


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