3.11の惨事を詠った詩人たちが集い、詩の朗読会を開催します。
2011年3月11日、午後2時46分。日本だけではなく世界中の人びとをも震撼させたあの出来事から5年。私たちが経験した惨事についての反省と記憶の時間を、詩人たちと共有します。この出来事の後、日本では核エネルギー施設の安全性や、惨事を引き起こす潜在的可能性に対する批評の言説空間が拓かれました。
この集いでは、惨事について書かれた彼/彼女らの詩の朗読、議論を通して、現在進行中の批評課題を発展継承し、会場に来られた皆さんと共に、あの日の出来事を「記憶」していきたいと思います。
ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。参加をご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
また、この集いはThese Things Here and Now: Poetic Responses to the March 11, 2011 Disastersの刊行も同時に記念しています。この書籍は、3.11の惨事について詠われた詩――今回登壇する詩人たちがそれぞれ発表したものです――を英語に翻訳し、一冊にまとめたものです。その翻訳者で詩人のアングルス,ジェフリー氏も登壇します。
新井高子、アングルス,ジェフリー、大崎清夏、白石かずこ、高野ムツオ、高橋睦郎、
田中庸介、谷川俊太郎、田原、平田俊子、水田宗子 (50音順)
2016年3月11日(金) 14:30~18:00 ※14時開場
学校法人城西大学 東京紀尾井町キャンパス地下ホール
〒102-0093 東京都千代田区紀尾井町3-26
http://www.josai.jp/access/
josai50@jiu.ac.jp (メール)
03-6238-1313 (電話)
日本語で行います。参加費無料。
ただし席に限りがありますので、事前に申込みをお願いします。