時間 ： 土曜 13:20〜14:50 （4月16日から連続12回） 定員 ： 60名 橋は交通の要としての意義に加え、境界ゆえの聖性を持ち、数々の文学作品の舞台ともなっています。この講座では、日本のみならずアメリカ、ヨーロッパなどのさまざまな地域、そして、美術、考古学、民俗学、社会学、スポーツといったさまざまな分野を、縦横に行き来しつつ、橋をひとつのテーマに、全12回の講座で文化的な視界を新たに切り開いてみたいと思います。 ■全12回のテーマと講師陣 4/16 北田 幸恵 序論『たけくらべ』の「刎橋」、学歌「橋を渡って」に触れつつ 4/23 魚住 明代 ヨーロッパ都市景観と橋（付：ハンガリーからの留学生との対話） 5/7 土田　宏 ニューヨーク橋物語 5/14 田島 久歳 日本とブラジルの架け橋　ー移動する日本人ー 5/21 大類 久恵 大西洋の架け橋　ーアメリカ合衆国のブラック・ディアスポラー 5/28 多田 洋子 橋とカルチャーショック 6/4 森　雅雄 房総の橋ー近代化遺産ー 6/11 倉林 眞砂斗 橋の比較文化・日中韓　ー考古学からー 6/18 有馬 容子 宇宙に架ける橋 ーマ−クトウェインとジャック・ロンドンのファンタジーからー 6/25 大塚 正美 日本橋、六郷橋、そして多くの橋　ー箱根駅伝の視点ー 7/2 岡田 美也子 「長柄の橋」の橋柱　ー歌枕の内と外ー 7/9 三木 紀人 『平家物語』橋合戦を読み直す ※1回のみの受講も可能です。