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講 師 |
船本 弘毅 (前東京女子大学学長) |
コード |
08107 |
定 員 |
40名 |
日 程 |
2008/11/13 |
回 数 |
全1回 |
時 間 |
木曜日15:00〜16:30 |
受講料 |
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春に続く、教育を考えるシリーズの第2回目です。
6月8日の真昼間、秋葉原の歩行者天国に2トントラックが突っ込み、7人が死亡、10人が重軽傷を負う事件があり、7月16日には中学生がバスジャックをする事件がありました。「誰でもよかった」「親を困らせてやりたかった」「むしゃくしゃしていた」理由にならない動機を語る言葉の中に、計り知れない人間の孤独さ、居場所のない若者の姿が浮かび上がって来ます。小学生の校内暴力事件が2,000件を越し、小中高では30,000件を越えています。これは公立校のみの統計ですが、私立校も含めれば、恐ろしい数になるでしょう。教員採用試験をめぐる不正も問題になり、子どもによる親殺害事件も続発しています。
今、教育の問題は焦眉の急と言わざるを得ません。人を人として育てる教育の回復が求められています。身近な問題を通して、教育を共に考えてみたいと願っています。

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教育の大きな忘れもの
(創元社2007年) |
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講師 |
- 船本 弘毅
- 関西学院大学大学院神学研究科修了。ニューヨーク・ユニオン神学大学大学院、スコットランド・セント・アンドリュース大学大学院に留学。1982年同学よりPh.D.の学位、サムラエルザフォード賞を受ける。関西学院大学教授・・東京女子大学学長などを歴任。現在関西学院大学名誉教授。
著書『キリスト教と現代』『聖書の世界−旧約を読む』『聖書の世界−新約を読む』『イエスの譬話』『あなたを生かすことば』『教育の大きな忘れもの』など多数。
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