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講 師 |
三木 紀人 (城西国際大学教授) |
コード |
09105 |
定 員 |
20名 |
回 数 |
全8回 |
日 程 |
2009/10/19、26、11/9、16、30、12/7、14、21 |
時 間 |
月曜日 11:10〜12:40 |
受講料 |
16,000円 教材費1,470円 |
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『平家物語』の冒頭部分から読み進めた前期に続いて、今期は巻1から4までの内、平清盛と関わった主要人物の中から、「祇王・祇女と仏御前」「俊寛僧都とその周辺」にしぼって、関係章段を読みます。芸に生きた白拍子たちと大寺院の高僧及びその関係者と、登場する人物の階層は対照的ですが、いずれも清盛の横暴さの犠牲になった人びとを中心とする物語です。平家の時代を浮き彫りにしつつ劇的に語られていて、後世に多彩な影響を与えています。その影響の跡も見ながらテキストの行間を読み解いていきたいと思います。全8回編成で、二つの話題それぞれを4回ずつ扱う予定です。主要テキストは岩波文庫本ですが、適宜他の諸本も比較・参照しながら、検討を加えます。
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祇王寺 |
俊寛堂 |
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