講 師 |
ルシリア・ダシルバ・コバヤシ |
コード |
09108 |
定 員 |
40名 |
回 数 |
全3回 |
日 程 |
2009/10/15、22、29 |
時 間 |
木曜日 15:00〜16:30 |
受講料 |
6,000円 |
※講義は日本語でおこないますが、簡単なフランス語にも触れられます。
フランス史において、輝かしい栄光を収めた皇帝ナポレオン・ボナパルト。しかし彼の成功の陰には、フランス革命を経て、激動の時代を共に生きた女帝ジョゼフィーヌの存在を決して欠くことはできません。彼女が最も愛した館といわれるマルメゾン城。現在もなお、そこには彼女が生涯をかけ情熱を注ぎ込んだ見事なバラの庭園が息づき、ナポレオンとの思い出の品々、また数々の調度品が展示されています。当講座では、ジョゼフィーヌを語る上で外せないキーワードを取り上げ、マルメゾン城の魅力や女帝ジョゼフィーヌにまつわる逸話を様々な角度から紹介し、知られざる彼女の素顔に迫ります。皇帝ナポレオンが愛した妻、ジョゼフィーヌとは… 。
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 シュミーズドレスのジョゼフィーヌ |
10/15 | 第一章 〜思い出の地マルメゾン城とバラ〜 |
自然、とりわけバラを深く愛したジョゼフィーヌ。彼女が過ごしたパリ郊外のマルメゾン城は彼女の暮らしぶりを知ることのできる博物館としても見ごたえがあります。彼女の名前がついたバラや、彼女のお抱え画家であり植物画の第一人者であるルドゥーテのボタニカルアート作品を紹介します。
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10/22 | 第二章 〜第一帝政期のエレガンス〜 |
フランス革命前のマリー=アントワネットに代表される、ロココ調の華美な装飾様式に対する反動として生まれた帝政期のモードはエンパイアスタイルと呼ばれました。質素ながらも古典的で女性らしいシュミーズドレスは現代においても魅力的です。革命前後のスタイルの移り変わりを考察します。
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10/29 | 第三章 〜フランス皇妃ジョゼフィーヌ〜 |
浮気を繰り返す悪女のイメージが強いジョゼフィーヌ。ナポレオンの生涯や、世界史上でジョゼフィーヌが果たした役割、またナポレオンとの関係を振り返りつつ、知られざる二人の逸話を紹介します。自然を愛するジョゼフィーヌの内面、素顔に迫ります。
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マルメゾン城
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講師 |
- ルシリア・ダシルバ・コバヤシ
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メス大学大学院文学部歴史学科卒業。2006年より外資系企業や日本企業、市立文化センターにてフランス語講師として活躍。現在アテネ・フランセで初級・中級フランス語、文化・教養クラス担当。
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