学校法人 城西大学
JOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパスJOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパス
映画映像
映画人たちの1945年8月15日 〜映画人たちは、8月15日、何をしていたのか〜
講 師 掛尾 良夫 コード 11211
定 員 80名
回 数 全1回
日 程

2011/10/29

時 間 土曜日 14:00〜15:30
受講料 1,000円

キネマ旬報 1960年8月下旬号
『日本のいちばん長い日』(半藤一利原作/映画版・岡本喜八監督)は、1945年8月15日、ポツダム宣言受諾と玉音放送をめぐって、内閣、近衛師団、陸軍大臣をはじめとする人々の激しい攻防が描かれている。では、その日、映画人たちは何をしていたのか。キネマ旬報1960年8月下旬号に『八月十五日の日本映画』という特集があり、そこでは1945年8月15日に何をしていたかということを、小津安二郎、稲垣浩、伊藤大輔、市川昆、山本嘉次郎、内田吐夢、新藤兼人、円谷英二といった映画監督、坂東妻三郎、市川右太衛門、片岡千恵蔵、田中絹代、長谷川一夫、山田五十鈴、池辺良といった俳優、永田雅一(大映取締役)、森岩雄(東宝撮影所長)、大谷博(松竹社長)、川喜多長政、川喜多かしこ(東和映画社長・副社 長)といった映画業界人など、錚々たる顔ぶれの40人以上の映画人が手記を寄せている。
外地で映画を作っていた監督、兵士として出征していた人、地方に慰問公演に出ていた人たち。稲垣浩監督が伝える14日と15日の軍関係者の態度の変わりよう、飢えで朦朧としながらフィリピンの山中を彷徨っていた池辺良、山本嘉次郎監督と高峰秀子の風船と原子爆弾を間違えた騒動、山田五十鈴と原節子の戦争が終わったら農業でもやろうという話しなどが続く。そして、9月22日、映画界首脳がGHQから呼び出され、戦前の検閲に変わるGHQによる時代劇製作禁止などの指導を提示されたとき、菊池寛(大映社長)が英語で反論するところを記した森岩雄の原稿は映像が浮かび上がるほどの迫力がある。それらの手記の行間からは、終戦の解放感とこれからやってくる占領の不安に揺れる気持ちが伝わってくる。
この講座では、戦前の検閲、終戦時の解放感と不安、戦後のGHQによる指導と闘う映画人たちの姿を写真、参考資料で再現します。また、当時、宝塚海軍航空隊に所属し、宝塚の穴の中にいた新藤兼人監督に、新たに聞いた話も紹介します。
講 師
掛尾 良夫
キネマ旬報映画総合研究所エクゼクティブ・ディレクター
1950年生まれ、早稲田大学政治経済学部卒。キネマ旬報編集部時代、外国映画の買付、配給、日本映画の製作、配給、映画館の番組編成など、映画ビジネスの様々なパートを担当。NHKサンダンス国際賞の立ち上げに係り、同賞、国際審査委員を務めた。現在、キネ旬総研で、データベースの作成、映画プロデューサー人材育成、世界の映画産業データを収集、分析などを行っている。編著書に『映画プロデューサー求む』、『映画プロデューサーの基礎知識』、『外国映画ビジネスが面白い』、『映画ビジネスデータブック2010〜2011』がある。
 
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