学校法人 城西大学
JOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパスJOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパス
映画映像
−二人の元キネマ旬報編集長が語る− 戦後日本映画産業秘録 Part 2
講 師 黒井 和男/掛尾 良夫 コード 11112
定 員 120名
回 数 全1回
日 程

2011/5/21

時 間 土曜日 14:00〜15:30
受講料 1,000円
第一回講座が、2月12日に開催されたところ、二人のお話とかけあいのあまりの面白さにぜひ続きを聞きたいという要望が多数よせられ、続編の開催となりました。
これまで作品中心に語られてきた従来の戦後映画史とは異なる視点で、最大のエンターテインメントだった映画産業の熱気を、二回目となる今回は、俳優と町の映画館を中心にして語る。
戦前、2400館あった映画館は、戦災で1945年8月15日には、845館となっていた。戦後、大衆娯楽のなかった日本では、国民は映画館に殺到した。映画館は人で溢れかえり、立ち見は当たり前、床に固定された椅子も圧力で外れてしまうほどだった。日本の映画産業は、外国映画の輸入はGHQの管理のもとで、日本映画は東宝争議などの紆余曲折を経て大きく飛躍した。そして、1950年代後半、57〜60年の4年間、年間観客数は10億人を超え、映画館も58〜61年には7000館を超える最盛期を迎えていた。石原裕次郎、吉永小百合がデビューし、ファンは劇場に押しかけ、各映画館のチケット売場では、入場券の売上が足元のミカン箱に溢れて足で押さえつけていたという。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代背景となった昭和33年(1958)、どんな町にも映画館の3〜4軒はあった。本講座では、その時代を飾ったスターたちの素顔と、様々な町の映画館についてを語る。
講師
黒井 和男
元キネマ旬報編集長/前角川映画〈旧大映〉代表取締役社長
1938年生まれ、日大芸術学部卒。日刊興行通信社を経てキネマ旬報編集長、同社社長、角川映画社長などを歴任。キネマ旬報社時代、「南極物語」(83)、武田鉄矢の「刑事物語」シリーズをプロデュース、角川映画では「着信アリ」シリーズ、「戦国自衛隊1549」、市川崑監督の遺作「犬神家の一族」(06)などを手掛ける。2010年角川グループから離れ、黒井和男事務所を設立。映画ジャーナリストとして、戦後の映画界をリードしてきた映画人を多数取材したことから、そのオーラル・ヒストリーの記録化を進めている。
講師
掛尾 良夫
元キネマ旬報編集長/現キネマ旬報映画総合研究所エクゼクティブ・ディレクター
1950年生まれ、早稲田大学政治経済学部卒。キネマ旬報編集部時代、外国映画の買付、配給、日本映画の製作、配給、映画館の番組編成など、映画ビジネスの様々なパートを担当。NHKサンダンス国際賞の立ち上げに係り、同賞、国際審査委員を務めた。現在、キネ旬総研で、データベースの作成、映画プロデューサー人材育成、世界の映画産業データを収集、分析などを行っている。編著書に『映画プロデューサー求む』、『映画プロデューサーの基礎知識』、『外国映画ビジネスが面白い』、『映画ビジネスデータブック2010〜2011』がある。
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