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講 師 |
三木 紀人(城西国際大学教授) |
コード |
13203 |
定 員 |
20名 |
回 数 |
全8回 |
日 程 |
2013/10/7、21、28、11/11、18、25、12/2、9
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時 間 |
月曜日 11:10〜12:40 |
受講料 |
16,000円〈教材費別途〉 |
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『平家物語』巻十の平維盛の都落ち以後、入水への経緯に触れる章段を扱います。彼は平家一門の中で政治・軍事・文化などの面で重要な役割を担ってきましたが、都落ち以後は微妙な位置に追い込まれていき、ついに離脱してしまいます。そして高野・熊野などの聖地に身を置き、出家、さらには入水するに至りましたが、物語の世界では、それゆえにかえって、あわれ深い独自の存在感を歴史に刻む事になります。その辺の事情に触れる文章を読み、背景的世界についても考察してみたいと考えています。
テキスト/『平家物語』四(岩波文庫) |
那智の滝(那智勝浦町観光産業課提供) |
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