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講 師 |
三木 紀人(城西国際大学教授) |
コード |
13105 |
定 員 |
20名 |
回 数 |
全8回 |
日 程 |
2013/5/20、27 6/3、10、17、24 7/1、8
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時 間 |
月曜日 11:10〜12:40 |
受講料 |
16,000円〈教材費別途〉 |
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今年は平維盛についての物語を読みたいと思います。維盛は清盛の孫、重盛の子として平家一門の正系を受け継ぐべき立場にありましたが、平家の没落・滅亡に至る歴史の中で悲劇的運命を辿ります。光源氏を思い起こさせるような容姿端麗の貴公子だった事も手伝い、物語は彼を語って哀調が冴えていますが、平家全盛時の彼の姿は描いていません。今期は、それらも視野に入れて考えるために、親しかった人々の文章もいくつか取り上げてみたいと思います。(後期に一門から離脱して出家、入水に至る記述を扱う予定です。) |
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テキスト/久松潜一・久保田淳校注『建礼門院右京大夫集』(岩波文庫)、梶原正昭・山下宏明校注『平家物語』三(岩波文庫) |
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