学校法人 城西大学
JOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパスJOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパス
文学
大正・昭和の女の子 ―その時代と暮らし  
講 師 中島 京子/船曳 由美 コード 13102
定 員 120名
回 数 全1回
日 程 2013/7/6
時 間 土曜日 14:00〜15:30
受講料 1,000円
『小さいおうち』
(文藝春秋 2010年)
『一〇〇年前の女の子』
(講談社 2010年)
直木賞受賞作『小さいおうち』(文藝春秋社刊)で、昭和初期の東京における、ある家族の日常風景を丁寧にそしてユーモアを交えて描きだした中島京子氏と、『一〇〇年前の女の子』(講談社刊)で、ご母堂テイさんの明治から昭和にわたる生涯を愛情深く描いた船曳由美氏。お二人は、『小さいおうち』文庫版のあとがきで、「私たちと地続きの時代の物語」と題した対談を行い、大正・昭和初期という時代の“新しさ”“面白さ”を語っています。
この対談では、言葉づかい、食べもの、衣服、住居など、当時の暮らしぶりをはじめ、市電やタクシーを使って都内を行き来する様子、デパートでローンで買い物をするなどの消費生活がこの時代に始まっていることなど、お二人の鋭い観察眼と、豊富な知識から、楽しいエピソードが紹介されていました。一方で、この時代の背景にはあの苛酷な戦争があり、その影は迫りつつありました。やがて日常の暮らしは根本から破壊されていくのです。その中で『小さいおうち』の最終章に描かれた“秘められた恋の顛末”とは……。
農村から東京へ出てきた少女が、どのように自立の道を歩んでいったのか――それぞれの作品に触れながら、私たちの母や祖母たちが暮らした大正・昭和初期とはどんな時代であったのかをお話しいただきます。
講 師
中島 京子(なかじま・きょうこ)
1964年東京都生まれ。86年東京女子大学文理学部史学科卒業、主婦の友社勤務。フリーライターを経て、2003年『FUTON』でデビュー。06年『イトウの恋』、07年『均ちゃんの失踪』、08年『冠・婚・葬・祭』がそれぞれ吉川英治文学新人賞候補に。10年『小さいおうち』で第143回直木 賞を受賞。著書に『平成大家族』『女中譚』『エルニーニョ』『花桃実桃』『東京観光』『眺望絶佳』『のろのろ歩け』など。エッセイ集に『ココ・マッカリーナの机』、訳書に『地図集』(著・董啓章、共訳・藤井省三)がある。現在「小説すばる」に『かたづの!』を連載中。
講 師
船曳 由美(ふなびき・ゆみ)
1938年東京都生まれ。62年東京大学文学部社会学科卒業、平凡社に入社。雑誌「太陽」に創刊時よりかかわり全国各地の民俗、祭礼、伝統行事を取材、『黒川能』(真壁仁 文・薗部澄 写真)、『東大寺』(土門拳 写真)などの単行本を生みだす。85年平凡社を退社。86年集英社に入社。99年定年退職後フリー編集者。M.プルースト『失われた時を求めて』(鈴木道彦 訳)、J.ジョイス『ユリシーズ』(高松雄一・永川玲二・丸谷才一 訳)などを担当。現在、刊行中の『完訳ファーブル昆虫記』(奥本大三郎 訳)にも携わる。2010年『一〇〇年前の女の子』を出版。
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