講 師
吉田 加南子
コード
15210
定 員
60名
回 数
全1回
日 程
2016/2/20 土曜日
時 間
11:10〜12:40
受講料
1,000円
詩は、愛や喜び、悲しみといった、人間の心の微妙な動きを歌い、光や風、花や草の匂いをわたしたちに届け、わたしたちの魂を、それらのなかに溶けこませてくれます。フランスと日本の風土や文化、言語の違いを貫いて響く詩の世界を、日本の文学にも大きな影響を与えたボードレールやランボーなどの詩の襞にわけいって、聞き、味わい、ご一緒に考えたいと思います。
吉田加南子編訳『愛のフランス詩集』
(2007年 天来書院)
講 師
吉田 加南子(よしだ・かなこ)
1948年東京生まれ。詩人、学習院大学教授。著書に詩集『定本 闇』(高見順賞受賞)、『吉田加南子詩集』、詩をめぐっての散文に『詩のトポス』『幸福論』、訳書に『デュブーシェ詩集』、編訳書に『愛のフランス詩集』『フランス詩のひととき』など。