学校法人 城西大学
JOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパスJOSAI UNIVERSITY EXTENSION PROGRAM
東京紀尾井町キャンパス
哲学
アーレント『活動的生』から考える近代建築の問題  
講 師 森 一郎 コード 15202
定 員 60名
回 数 全1回
日 程 2016/2/13 土曜日
時 間 13:20〜14:50
受講料 1,000円
哲学とは、現実からかけ離れた非実用的学問だ、と一般に思われているようです。しかしそれは間違いです。哲学ほど実践的、いや実戦的な学びはありません。そのことを私自身、実地に学んできました。2009年、東京女子大学が旧体育館の解体問題で大揺れに揺れたとき、私は解体再考派の教員の一人として活動に乗り出しました。そのとき私を力強く支えてくれた一冊の本、それがアーレントの『人間の条件』だったのです。私は当時、この哲学書をドイツ語版『活動的生』から訳す作業に携わっていましたが、翻訳の仕事そっちのけで解体再考運動に走り回りました――アーレントの思考に鼓舞されつつ。その後、旧体育館は解体されてしまい、やがて私は自分の宿題に戻り、そしてこのたびようやく『活動的生』をみすず書房から出版するに至りました。本講義では、この書に横溢している批判的思考を手引きとして、近代建築にひそむ問題に迫り、現代における哲学の可能性を追求したいと思います。
森一郎訳『活動的生』(2015年 みすず書房)
第52回日本翻訳文化賞受賞
講 師
森 一郎(もり・いちろう)
1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東北大学情報科学研究科教授。著書『死と誕生ハイデガー・九鬼周造・アーレント』『死を超えるもの 3・11以後の哲学の可能性』(以上、東京大学出版会 2008,2013)。訳書『ハイデッガー全集第79巻 ブレーメン講演とフライブルク講演』(創文社 2003)。2015年10月、訳書『活動的生』で第52回日本翻訳文化賞を受賞。

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