映画、テレビ、アニメ、ネット（の重要な部分）はすべて動く映像と音声にもとづくメディアである。この意味で、これらのメディアは類似点も多い。しかし、社会や生活のなかで果たす役割に応じて、これらのメディアは独自の伝達形式を発達させたのであり、本講義ではこの固有性に注目して、日本やアメリカの古典的映画作品、過去のテレビ番組（ドキュメンタリーやヴァラエティなど）、アニメ作品、ネット動画などを具体的に分析する。