今号は社会、福祉、文学などさまざまな分野の論考５点を掲載しております。

目次
Ogino Ginko’s Vision: “The Past and Future of Women Doctors in Japan” (1893)
Ellen Nakamura
　　　　— 荻野吟子の描いた未来図：「本邦女医の由来及びその前途」に関する一考察

Japanese Feminine Wiles and Naïve American Sailors: The Reconstruction of Gender and Nation in the Babysan Comics
Debbie A. Storrs
　　　　— したたかな日本女性とお人好しのアメリカ水兵：ベビーさんコミックにおけるジェンダーと国の再構成

Parental Leave and Childcare Policy and the Fertility Crisis in Familial Welfare States: A Comparison of Italy, Spain, and Japan
Merike Blofield and Priscilla Lambert
　　　　— 育児休業・保育政策と家族福祉国家における少子化問題：イタリア、スペインと日本の比較

State Feminism in Japan?
Patricia Boling
　　　　— 日本に国家的フェミニズムはあるのか

Controversy as Context: Yº Miri and the Critics
Tracey Gannon
　　　　— 捏造を生む論争 — 柳美里と評論家

※ U.S.-JAPAN WOMEN’S JOURNALは日米間を中心に他地域を加えたグローバルな視点に立ったジェンダー研究の学術交流、情報交換を目的とする英文誌です。女性、男性、家族、労働、社会問題、文化研究等についての論考を掲載しております。
城西大学国際学術文化振興センター(JICPAS)が年に２冊刊行しております。
バックナンバー、購入方法などの詳細については Web サイトをご覧ください。