学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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第18回AJLS学会において水田宗子理事長が特別講演

2009年11月7日、ラトガース大学で“Rethinking Gender in the Postgender Era”をテーマに開催された第18回アメリカ日本文学会(ASSOCIATION OF JAPANESE LITERARY STUDIES)(11月6日~8日)において、水田宗子理事長が特別講演を行いました。

「大庭みな子 物語の世界とその変遷」とのタイトルで行われた講演で、冒頭、16年ほど前にここラトガース大学で同じくAJLS学会があったときに大庭みな子さんとともに講演者として訪れ、3日間を楽しく過ごし、詩について語りあったこと、そしてそれが「炎える琥珀」として出版されたこともあり、今回の講演に特別な思いがあると述べました。さまざまな作品批評をなし、また大庭さんの私的な部分を知るものとして、彼女独自の女性文学を構築したことを評価しました。

この学会においては、城西国際大学から、大学院生3名も発表をしました。また、特別講演ののち、水田理事長は、アメリカはもとより、ドイツ、イタリアなどから参加していた若き大庭研究者から囲まれ、世界各国に日本の女性文学研究が広がっていることを実感できました。城西国際大学でも大庭みな子国際シンポジウムを手掛けたいとの思いを強くして帰国しました。

水田宗子理事長の特別講演

水田宗子理事長の特別講演

JIU大学院生の発表

JIU大学院生の発表

イタリアからの若い研究者とともに

イタリアからの若い研究者とともに


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