2010年3月22日（月）城西大学学位記念授与式・卒業式において、名誉博士記授与式も執り行い、学校法人城西大学水田宗子理事長から、元駐日ハンガリー全権大使のシュディ・ゾルタン氏に城西大学名誉博士記が授与されました。

1975年にハンガリー外務省に入省したシュディ氏は、翌年から1980年まで駐日ハンガリー大使館に勤務しました。1992年～1995年には、駐タイ特命全権大使を務められるとともにブルネイ、ラオス大使も兼任されました。

1995年9月～1999年8月まで駐日大使を務められ、日本とハンガリーの友好交流に多大な尽力をされました。退任後も日本・ハンガリー協力フォーラムのメンバー、城西大学客員教授として、学生たちに東欧の歴史、経済などハンガリアン・スタディーズを教えています。

2009年春には、その功績が認められ、「旭日重光賞」を受けられました。

加えて城西大学への貢献では、ハンガリー文化センターの設立、ハンガリー共和国のショーヨム・ラースロー大統領の本学訪問を実現させる一方、ブダペスト商科大学、セント・イシュトバン大学との協定締結にご支援をいただきました。これらの業績が高く評価され、このたびの名誉博士記授与となりました。

シュディ氏は「名誉博士号をいただくことを光栄に存じる一方、この名誉にふさわしい活動をしていきたいと思っています」と喜んでおられました。