2010年6月28日、大連市人民政府の于濤副秘書長ら一行6人が東京紀尾井町キャンパスを訪問され、水田宗子理事長を表敬されました。一行は、于濤副秘書長のほか大連市の衛生局副局長・婦産病院院長・児童病院院長、大連大学付属新華病院院長ら医療・病院関係者で構成されていました。

歓迎あいさつで、水田理事長は「于先生とは先月に大連でお目にかかりました。改めて大連市の支援の大きさを感じています。今回は、大連を代表する病院長の皆様と交流できてうれしく思っています。」と述べました。

このあと于副秘書長が「お目にかかるのは二度目ですが、水田理事長を古くからの知り合いのように感じています。今後も城西大学と大連の交流進展のために市政府としても力を尽くしたいと思っています。」とお話されました。

城西大学、城西国際大学ともに薬学部があり、また城西国際大学には福祉総合学部を有するため、本学が積極的に取り組んできた薬草の研究など専門分野での活発な議論が、訪問団の院長たちとなされました。また、日本と中国の医療制度の違い、介護の問題、妊娠出産をめぐる女性の問題についても、女性学の観点も入れた興味深い話しとなり、今後シンポジウムなどで研究を深めたいとの話となりました。