平成22年11月19日14：00～17：30　東京紀尾井町キャンパス地下ホールで 『ヤングチャレンジ　日韓社会的企業フォーラム』が行われました。独立行政法人国際交流基金の日韓社会的交流事業の一環として、行われ、ＪＩＣＰＡＳおよび城西国際大学大学院国際アドミニストレーション専攻も協力という形で参加いたしました。 日本・韓国の大学生および一般来場客が多く参加され、第1部、第2部共に充実した内容となりました。

第1部では、日韓の若者に向けたパネルディスカッションが行われ、企業再生機構執行役員である武藤清氏、タリーズコーヒージャパン創設者で国会議員の松田公太議員がパネラーを、城西国際大学大学院アドミニストレーション専攻客員教授鈴木崇弘先生がコーディネーターを担当し、それぞれの立場から示唆にとんだ話がありました。現代の日韓に共通することとして、次代を担う若者たちに対し、早くからミクロマクロの視点から、経済への理解と分析能力を学ぶための教育が必要であるとの点において、皆さんの意見が一致しました。

第2部では、韓国社会における若者の支援と可能性について学生3名が発表を行いました。また、若者就労支援団体「育て上げネット」工藤啓理事が発表に対するコメントと「育て上げネット」の活動発表を行い、最後に日本と韓国が今後も協力し合い、若い学生の時期から交流し、いろいろな問題を共に考えていく場を増やす事が大切であるとまとめられました。

今回は、企業を目指す学生たちにとって、成功モデルとしてあこがれの松田氏の参加もあり、食い入るように聞き入っていた参加者が多く、非常にインパクトのある実際的なフォーラムとなりました。