学校法人城西大学の紀尾井町キャンパスで、6月25日10時から3時にわたって、東日本大震災で被災された方々への支援バザーが開かれました。

地元の千代田区社会福祉協議会が主催したもので、学校法人城西大学が協力し、会場を提供しました。福島県などからキャンパス近くの旧グランドプリンスホテル赤坂に避難をされている方々が支援の対象で、約300人が会場を訪れました。

会場には、顧客から善意で「丸井」グループに寄せられた衣料品類が並べられました。多くの被災者の方々から主に夏用の衣類を希望する声が寄せられ、今回のバザーとなりました。

会場には、本学の学生による応援メッセージ「がんばろう日本　Ｔｅam ＪＯＳＡＩ」のパネルが通路に沿って何枚も展示されました。被災者の方々は「同じ東北人として一緒にがんばろう」、「いわき　がんばっぺ！！」などの励ましのメッセージを食い入るように見つめていました。

福島第一原発の近くに住み、4月以来、避難生活をしているという女性は「衣料品が不足して困っていました。若い学生さんらの励ましには涙が出る思いです」と話していました。